
RICOH GRIIIx(GR3x) レビュー。作例多めに紹介!ポケットに入る40mmのスナップカメラ

写真撮るの楽しいー!!



ルイログをご覧いただきありがとうございます。メインカメラは SONY フルサイズミラーレス一眼カメラ α7III の R.U.Iです。
もっと気軽に写真撮影を楽しみたい
そう考えていた私は、小型のコンパクトデジタルカメラ・・・通称「コンデジ」の購入を検討し、いろんな候補から考え抜き”最強のスナップシューター”と呼ばれる「 RICOH GRIIIx(GR3x) 」を購入しました。
SONY α7III はとても良いフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラで、2018年発売の製品だけれど今からフルサイズカメラを購入検討する場合でもまだ候補に入れて良いと感じる良きカメラです。
撮るぞ!というときはもちろん α7III を持ち出すのだけれど、
- ちょっと遊びに出るとき
- ちょっと買い物に出かけるとき
- 会社帰りの夕日が綺麗だなぁ・・・
- 日常のスナップショット
こんなときはさすがにゴツくて重いカメラを持ち出すのは億劫になってしまうし、「この瞬間を写真に切り取りたい」と思うタイミングにカメラがないと綺麗に残せません。
iPhone などスマートフォンでもある程度は撮れるのだけれど、カメラと比較するとやはり気になるところがでやすくって。
「いつもカバン(やポケット)に入れておけるカメラが欲しい」
そう考えるようになりました。
ということで本記事では私が購入した「RICOH GRIIIx」のレビューと作例紹介、購入を検討したカメラもあわせて紹介します。
もくじ
GRIIIx (GR3x) のデザイン・外観をレビュー


まずはそのコンパクトな見た目から紹介します。
重量はバッテリー・SDカードを含んで約 262g の軽さ。


片手で持っても余裕の重量&サイズ感で取り扱いしやすいのがポイントですね。
グリップもあって持ちやすいです。


電源をONにするとレンズ部分が少し飛び出します。
わずか 0.8秒で起動するのも GRIIIxの特徴。
パッと取り出してサッと撮影できてしまいます。




SDカードとバッテリー、三脚用ネジ穴などは他の機種でもよくある配置です。
35mm換算40mm画角で撮る理由
35mm換算とは
フルサイズセンサーで撮る画角を標準としたとき、それよりセンサーサイズが小さい APS-C やマイクロフォーサーズなどのイメージセンサーと単位をあわせるために使う換算・計算。
35mm換算の計算式
- APS-C:レンズ焦点距離 × 1.5 = 35mm換算の焦点距離(Canon機のときは × 1.6)
- マイクロフォーサーズ :レンズ焦点距離 × 2.0 = 35mm換算の焦点距離
- フルサイズ:レンズ焦点距離そのまま = 35mm換算の焦点距離
RICOH GRIIIx の焦点距離は 26.1mm なので、26.1mm × 1.5 = 39.15 となり、おおよそ 40mm 相当と言われています。
この約 40mm 相当の焦点距離は人気の 35mm や 50mm の良いとこ取りな焦点距離と言われており、実際に使ってみてもすごく撮りやすい焦点距離だと感じます。
実際にシャッターを押すとき、GRIIIx のディスプレイの様子と撮れた写真を見てみましょう。



右手で GRIIIxを持ってシャッターを押し、左手で α7III + SIGMA24-70mm(実測 1.63kg)を持って無理ぐりシャッターを押すという根性撮影をしてみたので参考程度に見てください。




GRIIIxのマクロモードも試してみる




こんな感じでスナップ撮影だけでなく、デスク周りでガジェットやモノを撮影するのにも使えます。
標準画角なので奥行きがある広めの部屋でないとデスク全体を写すことは難しいけれど、アイテム1つ1つを写すには十分な性能と表現力があると実感しています。
GRIIIx (GR3x)のメリット、デメリット


GRIIIxのメリット
- シンプルで格好良いボディデザイン
- 手ブレ補正ありで精度も良い
- 電源ONから起動が早い(0.8秒)
- APS-Cの大型センサーなのにポケットに入るコンパクトなボディ
- 35mm換算で40mmの標準画角で撮りやすい
- クロップだけれど50mm、71mmでも撮影できる
- マクロモードがある
- 色味と画質が良い
- ボディ内でRAW現像が可能
- 電源OFFでもスマホへ転送できる
- 内蔵NDフィルターが有り屋外晴天でも撮れる
GRIIIxのデメリット
- バッテリー持ちが1つで200枚撮影くらいなので予備バッテリーは持っておきたい
- 通称”最強のスナップシューター”なのに防滴防塵がない
- 動画撮影は微妙
- バッテリー残量が詳しくわからない(電池マークの 3段階表記のみ)
- ファインダー(EVF)がない
とくに起動の速さや、コンパクトボディなのに APS-C センサーで 35mm換算 40mmの画角と、クロップだけれど 50mm・71mm でも撮影できるのは嬉しい。
電源OFFの状態でもスマホへ写真やRAWデータを転送できるのもありがたい推しポイント。RAW現像がカメラ内でできるのもありがたいですね。
良いなと思うポイントだらけ!
逆に気になるポイントは、この小さなボディなので致し方ないのかバッテリー持ちはそんなに良くないところ。公称スペックで撮影可能枚数 200枚となっています。
実際に 110枚ほど撮った日は途中でバッテリーが2個になっていたので確かに 200枚は撮れるんだろうな、と。
バッテリー残量の表記に % 表示があれば嬉しかったな、というのは正直な意見。
3段階表記だと残量 2になってから、いつ残り1段階になるかヒヤヒヤしないといけない・・・。
ということで、予備バッテリーは 1つ持っておいたほうが無難です。私も 1つ持っています。
1日でバッテリー切れを起こすほどはまだ集中して撮りまくっていないのだけれど、バッテリー表示が 2個になったら交換して充電するようにしています。
私の場合外でそのまま iPhone へアプリから転送して現像することも多いし、1日外出する際は予備バッテリーも持ち出すと安心です。
あともう1つ、ファインダー(EVF)がないので撮影体験を重要視する人は物足りなく感じるかもしれません。
外付けでホットシューにつけられるファインダーも別売りであるのだけれど、EVFではなくOVFなので特定の人にしか刺さらない感じでした。
とはいえ超コンパクトなスナップシューターとしてはとても優秀。 ファインダーを覗いてしっかり撮りたいシーンではまた別のカメラを持ち出しましょうということで。
GRIIIx (GR3x)の作例
GRIIIx (GR3x) で撮影した作例をシーン別に紹介します。
GRIIIx は 35mm換算で 40mm焦点の APS-C センサーを有しており、優秀な手ブレ補正も相まって少し暗いところでも綺麗な写真が撮れます。
小さなボディから生成される写真をご覧あれ。
- クリック・タップで拡大します。
- どの写真も「長辺 6000pxで撮影、Lightroom for iPhone で調整・長辺 4000px 画質 80%で書き出し、ブログへアップする用に Affinity Photo for Mac で長辺 2000px か 1600px 画質 80%で書き出し」をしています。
- 最近はRAWで撮って現像を試していますが最初はJPG撮影からの調整をしていました。そのため JPG撮影の写真か RAW撮影の写真かわかるよう表記しました。
- イメージコントロールは基本「ポジフィルム調」に固定し撮影しています。変えて撮影した写真は一言添えました。
- 写真の情報を見て撮影情報を記載しましたが”26mm”は換算35mmで40mm焦点のことです。
- 撮影時は普段の慣れもありマニュアルモードで F値・シャッタースピード・ISOを都度調整し撮影しています。
GRIIIx で撮る桜
JPG撮影


JPG撮影


GRIIIxを購入して最初のフォトウォーク。
公園に咲いていた桜を撮影しました。
軽快に持ち出せて、ポケットに入って、気楽に移動・撮影できました。
GRIIIx 街撮りスナップ写真
JPG撮影


JPG撮影


イメージコントロール「モノトーン(BW)」を試してみる。
JPG撮影


夕方の逆光を撮ってみる。
JPG撮影


日が暮れるほんの少し前。
JPG撮影


これは外でななくビルのエントランスにあった植木。
曇りの日に大阪梅田でスナップ撮影したときの写真
RAW現像


RAW現像


撮っている人。
RAW現像


RAW現像


雨上がりの水滴が付着した葉っぱ。
艷やかで良い感じじゃないですか?
GRIIIx で撮るBBQと公園の自然
JPG撮影


BBQのようなアウトドアシーンにも持ち出しやすいコンパクトさ。
撮っていないときはサコッシュの中にしまっていました。
JPG撮影


JPG撮影


木好きにはたまりません。
GRIIIx で撮るデスク・ガジェット・テーブルフォト
RAW現像


愛用の HHKB と MX ERGO。
JPG撮影


カフェオレ、お家で簡単につくれました。
RAW現像


くら寿司。
RAW現像


おやつ。
RAW現像


真鯛の刺し身。ウマウマ。そう明るくない居酒屋で撮ったので、ISOを1000まで上げています。
GRIIIx で撮る夕焼け
JPG撮影


花火大会が始まる前の夕焼け。
小さな三日月とほぼ沈んだ太陽が可愛くて綺麗で、こういう写真すごく好き。
GRIIIx で撮る花火
JPG撮影


JPG撮影


JPG撮影


猪名川花火大会。
3枚とも手持ちで、バルブ(BULB)撮影による長時間露光で撮りました。
花火の光の線がふやふやっとなっているのが手ブレしているところ。
三脚に立ててブレさせずに撮ると線がまっすぐになります。
あまりぶれていない写真もあったので、ある程度は GRIIIx に内蔵されている手ぶれ補正で綺麗にしてくれているのかもしれません。
「シャッターを押す→ 8秒〜13秒露光 →シャッターを押す」という、ブレるタイミングや呼吸で手やカメラは結構ぶれていてもこれくらいの写真は撮れます。
GRIIIx、すごくない?
- GRIIIxの設定でシャッターを押している間露光される(B / Bulb)ではなく、シャッターを押してもう 1度押すとシャッターがきられる(T / Time)で撮影しています。 バルブ撮影と言ったほうがわかりやすいかなと思いそう記載しています。
GRIIIx (GR3x)の作例について所感


いかがでしょう。
これだけ小さなコンデジで撮影したにしては綺麗に撮れていませんか? 見返してもかなり綺麗に撮れているなと感じます。
薄暗いシーンでもシャッタースピードを遅めにすることである程度光を取り込めて綺麗に撮影できます。そして手ブレ補正がしっかり効いてくれるのである程度遅くしてもブレにくいのがそれを可能にしてくれるポイント。
ちなみに写真の現像・取り込みから編集は以下の3パターンを使い分けています。
GRIIIx で撮影した写真を現像・取り込む方法3つ
- GRIIIxで撮影 → Image Sync(iPhoneアプリ)で転送 → Lightroom for iPhone へ取り込み調整、書き出し
- GRIIIxで撮影 → SDカードから写真を取り込み → Lightroom for iPhone/iPad/Android で調整、書き出し
- GRIIIxで撮影 → 本体へ直接USB Type-Cケーブルを差し込み → Lightroom for iPad で調整、書き出し
色味について


好みのところがあるけれど、そういじらずとも良い色がでていると感じます。
イメージコントロールは「ポジフィルム調」を愛好しており固定利用中。
撮影中に色々変更するのは苦手で、最初に微調整してその後は変更せずに使っています。
色味は現像時に調整しちゃうので、そこまで深くこだわらず。
でも、そのままの色味でも綺麗に撮れているなぁと感じる写真が撮れます。自分の色にするためプリセットをあてている感じですね。
Image Sync への転送について
SDカードを取り出さない分楽な気はするけれど、転送速度はSDカード直よりだいぶ遅いし枚数が多いときはSDカードリーダーを用いて直接取り込むのが良いかな。
RAW で撮ると写真 1枚の転送時間に数秒かかります。最大 L サイズ の 6000px で撮影して 1枚 8秒くらいでしょうか。枚数が多いとしばし放置タイムのはじまりです。
JPG なら 1枚 1秒以内で転送されます。



iPhone などへの転送だと撮った写真が転送されて、そこから Lightroom などに取り込み色味編集、書き出し・・・とすると元写真・編集後写真の 2枚が存在することになるので、SDカードから取り込むかUSB Type-Cケーブルで本体から直接読み込むのがおすすめ。
短いケーブルを1本ポーチに入れておくととっても便利。
GRIIIx (GR3x)の使用感について


使用感は上々。
“最強のスナップシューター”と呼ばれる理由も、実際に使ってみるとわかります。
ジャケットの内ポケットに入れておいて「あ、このシーン撮りたい」と思ったら取り出し電源ボタンを押したら 0.8秒で立ち上がりシャッターを押す。
私はマニュアルで撮っているため電源ONから設定調整も入るのだけれど、オート系の設定で撮っていればそのままシャッターを押すだけ。
サクッと”その瞬間”を切り取ることができます。




物理ボタンのアクセスも良好で、とくに迷いなく操作できました。
GRIIIx (GR3x)のスペック、主な特徴


GRIIIx(GR3x) | |
---|---|
特徴 | USB充電, カメラ内現像, タッチスクリーン, ヒストグラム表示, モバイルデバイスからの遠隔操作, リモートライブビュー, 動画撮影, 手ブレ補正機構 |
手ぶれ補正 | 撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(3軸補正) |
本体サイズ | 幅 : 約 109.4 mm 高さ : 約 61.9 mm 厚み : 約 35.2mm |
重量 | 約 262g(バッテリー、SDカード含む) |
ワイヤレス接続 | Wi-fi, Bluetooth |
有効画素数 | 2,424万画素 |
撮影素子 | CMOS |
レンズ構成 | 5群7枚(非球面レンズ2枚) |
焦点距離 | 26.1mm (35ミリ判換算で約40mm相当) |
F値 | F2.8~F16 |
感度(標準出力感度) | ISO100~102400:オート(下限値/上限値/低速限界値設定可能)、マニュアル |
記録方式(静止画) | ファイル形式:RAW (DNG) 14bit、JPEG (Exif2.3準拠)、DCF2.0準拠 色空間:sRGB、AdobeRGB 記録サイズ: 【3:2】L(24M:6000×4000)、M(15M:4800×3200)、S(7M:3360×2240)、XS(2M:1920×1280) 【1:1】L(16M:4000×4000)、M(10M:3200×3200)、S(5M:2240×2240)、XS(1.6M:1280×1280) |
記録方式(動画) | ファイル形式:MPEG4 AVC/H.264 (MOV) 記録サイズ:Full HD (1920×1080、60p/30p/24p)、音声記録: 内蔵ステレオマイク 記録時間: 最大4GBまたは最長約25分、内部温度上昇時は自動終了 |
撮影距離範囲(レンズ先端から) | 標準:約0.2m~∞、マクロモード:約0.12m~0.24m |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 (絞りによる制限 F2.8:1/2500秒まで、F5.6以上:1/4000秒まで)、 バルブタイマー(10秒~20分)、バルブ、タイム |
イメージコントロール | スタンダード、ビビッド、モノトーン、ソフトモノトーン、ハードモノトーン、ハイコントラスト白黒、ポジフィルム調、ブリーチバイパス、レトロ、HDR調、クロスプロセス、カスタム1、カスタム2 調整項目:彩度、色相、キー、コントラスト、コントラスト(明部)、コントラスト(暗部)、シャープネス、シェーディング、明瞭度、調色、フィルター効果、粒状感、HDR調効果、色調 (選択によって調整可能項目は異なります) |
画面モニター | 3.0型TFTカラーLCD (アスペクト比3:2)、約103.7万ドット、広視野角タイプ、エアギャップレス強化ガラス |
タッチパネル | 静電容量方式 |
外部インターフェース(USB-C) | 充電式バッテリーへの充電/カメラ本体への電源供給(専用ACアダプター使用時)、データ転送: MTP方式、外部映像出力: DisplayPort over USB-C (DisplayPort Alternative Mode) |
電池寿命 | 撮影可能枚数 : 約 200枚 再生時間 : 約 180分 |
付属品 | 充電式バッテリー DB-110、USB電源アダプター、電源プラグ、USBケーブル I-USB166、ハンドストラップ |



マクロ撮影ができるのと、35mm換算で約 40mm から 50mm / 71mm とクロップで撮影できるのも嬉しいポイント。
GRIIIx (GR3x)で使う周辺機器・アクセサリー


予備バッテリーに関しては前述していますが、1つはあった方が無難で安心して GRIIIx での撮影が楽しめるため購入をおすすめします。
そしてそれに合わせてバッテリー単体で充電できるようバッテリーチャージャーも購入しておくと取り扱いしやすいのでおすすめ。
初期状態だと GRIIIx の USB-Cポートへ USB-C ケーブルを差し込んで充電する方法となります。バッテリー 1個で運用する場合それで良いのだけれど、2個以上で運用する場合はバッテリーチャージャーもあわせて購入したほうがやりやすいです。
私は「減ったバッテリーを外して充電器へ、満充電のバッテリーを装着して次に利用する。」という使い方をしています。
予備バッテリー「DB-110」
バッテリーチャージャー「BJ-11」
あと私は JJC から発売されているアルミニウム合金製レンズキャップも取り付けています。
JJC 金属レンズキャップ
これはお好みで、という感じの製品。
レンズ開閉部分は柔らかい素材なので誤って強い衝撃を与えてしまったりすると壊れそうで。
持ち運び時の安心を買うために取り付けています。



通勤時のバックパックにもぼそっと入れて持ち歩いているからね
レンズキャップを外してから撮影開始となるので機動性は若干失われたり、つけてることを忘れて電源ONにするとポトリと落ちてしまうので今はもう傷だらけです。笑
見た目が気にならないなら同商品ページにある「自動開閉式レンズキャップ」であれば機動性は損なわれません。
α5100 というSONYミラーレス一眼の初期レンズで同じ JJC 製自動開閉式レンズキャップを利用していたのだけれど、かなり便利に使えます。何かしら保護はしたいけれど機動性は重視したい。という方は自動開閉式レンズキャップを検討してみてください。


次に保護フィルム。
液晶画面がメインとなるので、強化ガラスな保護フィルムを貼り付けています。
保護フィルムや保護ガラスをつけていないと指紋が付着したとき拭いてもとれにくいのと、傷つけちゃうと悲しみに明け暮れるしかなくなるので保護は必須。
だいたいの保護ガラス・フィルムは操作感が失われることもないので何かしら保護しておきましょう。
Spigenハンドストラップ
ストラップは Spigen のハンドストラップをつけています。
付属のハンドストラップよりこちらの方が厚みがあって付け心地が良いんだよね。
GRIIIx の機動性を損なわないストラップで好みのものを探しましょう。
気になっているINDUSTRIAフィンガーストラップ
INDUSTRIAのフィンガーストラップはGR用に作られていて良いなと思う。ちょっと欲しい。格好良いし。



最近はポケットに入れるのも気になったりするシーンがあって、ネックストラップもいいかもなぁと思っている。
比較検討し購入手前までいったコンパクトカメラは Leica D-LUX 7
そもそもずっと Leica の D-LUX 7 を購入しようと思ったところから始まったコンデジ探し。
最終的にはいつでも持ち歩けてポケットにも入る GRIIIx を選んだのだけれど、最初から最後まで Leica D-LUX 7 を購入しようとしていました。
GRIIIx が比較検討用のカメラで、良いなとは思いつつ「ファインダー」は欲しいなぁ。という気持ちが先行していて。



実際に GRIIIx の利用をはじめてみたらファインダーなしでも十分使える使い勝手だったんだけどね。





本当、めちゃくちゃ悩んだよね。最終的にGRIIIxを選んで”今は”正解だったと思う。
ディスプレイの性能が良いのも素晴らしいポイントで、人を撮るならやはりファインダーを覗きたいと感じるかもしれないけれど、スナップ撮影をしたり気軽にシャッターを押すような撮影だとファインダーなしでも大丈夫かなという気持ちになっています。
そしてこの最初から最後の一歩手前までずっと買おうと思っていた Leica D-LUX 7。
調べれば調べるほど「Leica で日常を切り取りたい」「Leica で写真を撮りたい」というブランド欲に変わっていて。
最終的に GRIIIx を選んだ最大の理由は「いつでも持ち歩ける、ポケットにも入るコンパクトさなのにAPS-C素子で綺麗な写真が撮れる」というところ。
Leica D-LUX 7 を選ばなかった理由は「いずれ将来 Leica Q2(かその後継期)を買えるくらい稼げるようになろう」という気持ちで。
そのときにはフルサイズコンデジの Qシリーズではなく他の Leica に興味を示しているかもしれないけれど、今の気持ちはそんな感じで。
これが Leica D-LUX 7 を”選ばなかった”理由で、GRIIIx を選んだ理由でもあります。
GRIIIx は口コミやTwitterで繋がっている方、写真家の間でも人気というのも”選んだ”理由の 1つです。
RICOH GRIIIx(GR3x)のレビューと作例紹介についてまとめ


こんな感じで今回は高級コンデジな通称”最強のスナップシューター” RICOH GRIIIx を作例とともにレビューをしました。
GRIIIx の特徴はなんといってもそのサイズ感と手軽さ。
コンパクトデジタルカメラなので手軽さは当たり前かもしれないけれど、APS-C センサーを搭載したコンデジはかなりおすすめの 1台だと感じます。
GRIIIx(GR3x)


メリット
- シンプルで格好良いボディデザイン
- 手ブレ補正ありで精度も良い
- 電源ONから起動が0.8秒で起動できる
- APS-Cの大型センサーなのにポケットに入るコンパクトなボディ
- 35mm換算で40mmの標準画角で撮りやすい
- クロップだけれど50mm、71mmでも撮影できる
- マクロモードがある
- 色味と画質が良い
- ボディ内でRAW現像が可能
- 電源OFFでもスマホへ転送できる
- 内蔵NDフィルターが有り屋外晴天でも撮れる
デメリット
- バッテリー持ちが1つで200枚撮影くらいなので予備バッテリーは持っておきたい
- 防滴防塵がない
- 動画撮影は微妙
- バッテリー残量が詳しくわからない(電池マークの 3段階表記のみ)
- ファインダー(EVF)がない
気になるデメリットもあれど、良いなと感じるメリットが大きく個人的な評価はかなり高いです。
これで EVFファインダーもついていたら、本当にもう GRIIIx(GR3x)だけで良いという声がもっと聞こえてきそう。
一般的なスマホは機種によるけれどよく言われるのは 1/2.3型(6.2×4.6mm)で、APS-C(23.6×15.8mm)はその約13倍。
iPhone13Pro/ProMaxは 1/1.65型とより大きなセンサーサイズになってきていて、iPhoneやAndroidスマホでもかなり綺麗な写真が撮れる時代になりました。しかしそれでもやはりセンサーサイズがもっと大きいカメラだと撮りやすくなるし、画質も良くなりやすいです。
- 一眼カメラはハードルが高いけれど、スマホより大きなセンサーサイズで素敵な写真を撮りたい
- メイン機に一眼カメラはあるけれど、日常のスナップ写真を撮るためいつも持っていられる高級コンデジが欲しい
と考えている人に GRIIIx(GR3x)はピッタリでおすすめできるスナップシューターです。
予備バッテリー「DB-110」
バッテリーチャージャー「BJ-11」



当ブログ(ルイログ)内の写真も実はときどきこの GRIIIx で撮影した写真を利用したりしています。ときどきというか結構あったり。見つけられるかな?