NAS、使ってますか?
お家では使っていなくても、会社では使っているという方は多そう。
かくいう私はお家でも会社でもNAS、いわゆる共有ネットワークディスクを利用しています。
MacBook(PC)からも、iPad(タブレット)からも、iPhone(スマホ)からも、同じネットワーク内にいれば常時アクセスでき、データの保管場所として利用しています。
そう。
前回は『Mac起動時にNAS(共有フォルダ)などを最初からマウントしておく方法』として、Macでの利用方法や自動でマウントする方法を紹介しました。
今回はiPadでNASを利用する方法を紹介します。
iPhoneでも同じ方法で利用できるよ!
iPadやiPhoneでNAS(共有ネットワークディスク)へ接続する方法
まず、標準の状態ではどう利用していいものかとか、NASが指定する使いづらい専用アプリなどを利用しないといけなかったりしますよね。
今回は「Documents by Readdle」という無料で有用なファイル管理アプリを利用します。

超有名なアプリなので利用している方は多いはず。
ということでアプリはDocumentsを利用します。
まず、Documentsを開いて、「接続先を追加」で接続したいNASの情報を入力することからスタート。

この「接続先を追加」をタップすると、クラウドストレージの追加やさまざまなネットワークを追加することができます。

今回はこの中から「Windows SMB」を選択。
iPadやiPhoneからの接続ですが、Windowsも混在する環境下で利用する接続方式を用います。

「Windows SMB」を選択すると、接続先の情報を入力するポップアップウィンドウに切り替わります。

ここに、各情報を入力してください。
- 題名:任意の名前。私は「家共有」とか「会社共有」とか名前をつけています
- URL:smb://|ここは接続するNASのIPアドレスを入力してください。「192.168・・・」とか「LANDISK」のようなやつです。
- ドメイン:任意です。私は入力していません。
- ログイン:NASでフォルダにアクセスするときにIDやパスワードを設定している場合入力します。初期設定だとだいたいadminとかadministratorとかかな?
- パスワード:パスワードを設定していれば入力してください。
ログインIDやパスワードは、何もなしでアクセスできるようにしていれば何もなしでもアクセスできます。
設定していればもちろん必須です。
私は設定しているので入力してから接続します。
とまぁ、設定はこれだけ。
難しい設定は一切なく、接続先のIP/名称やIDなどを設定していれば入力するだけで簡単に接続できます。

クラウドストレージのように1人1アカウントで必要に応じて共有。
ということはなく、フォルダごとにアクセス制限をかけて管理したり、共有フォルダを作ったり、とくに会社での利用で便利さを発揮します。
安物だと大勢でアクセスすると速度が落ちたりで少々使い勝手が悪くなることもあるけれど、それでも便利なものは便利。
つい家庭用にも購入してしまうくらいには便利に活用できます。
まぁ家庭用というか個人用だとクラウドストレージで良いような気もするけどね・・!
データ量や利用人数で良し悪しが変わりそう。
まとめ
こんな感じで今回はiPadやiPhoneのファイル管理アプリ「Documents by Readdle」を利用したNASの利用方法を紹介しました。
NAS、一般家庭でも流行りだしてもう7年くらいはたつのかな。
私が大阪は日本橋のパソコンパーツショップでアルバイトをしている頃にちょうど流行りだした記憶があります。
1度購入すれば故障してしまうまでは電気代だけで運用可能なので、毎月のサブスク代という感覚は無し。
クラウドストレージかNAS、どっちが良いだろうはかなり悩むポイントだけれど、使いようによってはNASもオススメできるなと思います。
番外編:ルイログの利用しているNAS
ちなみに私が利用しているNASはBUFFALOのLinkstationというシリーズのもの。
会社で使っていたので使い勝手が一緒でいいかなと思ったのと、利用しているルーターもBUFFALOなので合わせて良いかなというところからチョイスしました。
Linksttionの純正スマホアプリはすごく使いにくかったので外からアクセスしたいときしか利用しないけれど、それ以外の使い勝手は悪くないかなというところ。
会社で使う2代目NASはIODATAのLANDISKなのだけれど、これも割と使いやすい。
NASを選ぶときもなかなか何を見て良いのかわからないところが多かったりしますよね。
- RAIDがくんであるもの(バックアップ・ミラーリング)
- CPUのコア数がデュアル以上のもの(処理速度)
- 必要な容量(2TB以上はほしい)
- 外出先からアクセスできるようにする機能
- 電気代
- 動作音
- 使いやすいインターフェイスか
など、色々気になるところは出てきます。
選ぶときはある程度メーカーをしぼって、詳しく調べていくと良さそうです。
ご自身の環境にあわせて、クラウドストレージを利用するのか、NASを導入するのか、良い方を利用して生活を便利にしましょう!
▽MacでNASに接続するときはこちらをチェック