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Wondershare Filmora Mac版で動画編集。利用した機能紹介
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版でよく利用する機能をルイログが紹介](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-00.jpg)
この記事では Wondershare Filmora Mac版で動画編集したときに実際利用した機能を紹介します。
他にも Filmora Mac版のレビューや、バージョン10〜10.2の新機能の紹介も。
3部構成で記事を書いているのでぜひ他の記事もチェックしてみてください。
- 動画編集ソフトWondershare Filmora Mac版をレビュー
- Wondershare Filmora (10.2) Mac版の新機能について
- Wondershare Filmora Mac版で動画編集。利用した機能紹介(当記事)
そして今回は実際どんな感じに動画を作り編集をしたか?というところにフォーカスをあてた記事にしました。
まず最初にどういう動画を作ろうかな?というところを結構悩んだのですが、ルイログのプロモーションムービー的なものを作ってみよう!と動画制作してみました。
37秒の短い動画なので1度再生してみてください。
デスクやF-Bassの写真と、デスクの全貌をiPhoneXで動画撮影しつなぎ合わせ、テロップはルイログで書いているブログ記事カテゴリーなんかを入れてみたりして。
最後にルイログのロゴをみせて終了、という短い動画に仕上げました。
それではさっそく、この動画は Wondershare Filmora Mac版のどんな機能を利用して動画編集したのか?というところを説明していきましょう。
よく利用する機能なので要チェックです。
- Mac版で試用レビューしていますが、もちろんWindows版もあります。
もくじ
Wondershare Filmora Mac版での動画編集は簡単ポチポチで完成
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-01-1024x421.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-01-1024x421.jpg)
まず今回作った動画編集画面の全貌がこんな感じ。
今回作成した動画のレイヤー構成
- 基本的な画像・動画を置いたレイヤー
- 主にテロップを乗せたレイヤー
- テロップを乗せたレイヤー2
- さらにテロップを乗せたレイヤー3
- BGMを入れた音楽レイヤー
全体を見てもらったところで、どんな機能を利用して今回の動画編集をしたか1つ1つ紹介します。
Filmora機能1:アニメーションつきのタイトル(テロップ)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-02-1024x310.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-02-1024x310.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-03.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-03.jpg)
まずテロップ入れは「新ローワーサード1」というタイトルアニメーションテンプレートを統一して利用してみました。
色んな種類があり迷ったけれど、インスピレーションでこちらをチョイス。
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-04-1024x307.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-04-1024x307.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-05.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-05.jpg)
動画終盤のブログコンセプトの部分は目立たせたかったので別のタイトルアニメーションテンプレート「コールアウト2」を利用。
タイトルアニメーションテンプレートは以上の2種類を使用しました。
たくさんのテンプレートがあるのだけれど、たくさんあるからたくさん使う!だとごちゃごちゃした動画になってしまうので、これぞというものをチョイス。
Filmora機能2:キーフレーム
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版のキーフレーム](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review02-02-1024x358.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版のキーフレーム](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review02-02-1024x358.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-06.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-06.jpg)
キーフレームは画像を任意の場所に動かしたり、大きさを変えたりするのに利用。
- 画像をタイムラインに配置
- 配置した画像をダブルクリック→画像を動画の枠からはみ出すほどの大きさで配置(もしくはアニメーションタブで”追加”)
- タイムラインでクリップの終点となるところに画像を移動させる
たったこれだけで、キーフレームが勝手に追加されて画像を動かす動画ができてしまいます。
自分でキーフレームを追加してそこで画像を移動させて・・・という作業が不要で、いつの間にかキーフレームが勝手に追加されているという親切設計。正直びっくりしました。
誤操作でキーフレームが追加されてしまうという懸念点はもちろんあるけれど、そのときは不要に追加されたキーフレームを削除すれば良いだけ。
上級者向け動画編集ソフトではキーフレームの追加→画像を移動させるという流れだったので、感覚的に操作できるのは嬉しい。
Filmora機能3:トランジション
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-07-1024x301.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-07-1024x301.jpg)
トランジションは今回複数個利用しました。
今回利用したトランジション
- ディゾルブ
- フラッシュ
- ラウンドズームアウト
- リッパー
- ワープズーム6
上記 5種類を順に利用しました。
トランジションに関しては試用ということもあり、すべて違うものをチョイス。
シーンが変わるところや、同じシーンで別撮りに変わるところなど、その場その場にあっているかなと思うトランジションを。
そして最後はルイログのロゴがズーンと目立つようにアニメーションを入れてみました。
これもテンプレートから選ぶだけなんですよね・・・。すごい。
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-08.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-08.jpg)
トランジションの一覧と、実際に配置しているトランジションのアイコン(?)が一致しているのも密かに嬉しいポイント。
再生せずともここにはこのトランジションを置いたな、というのがタイムラインを眺めるだけでわかります。
Filmora機能4:メディア>サンプルメディア>サンプルカラー
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-09-1024x307.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-09-1024x307.jpg)
これもまた地味に嬉しいサンプルメディアのサンプルカラー。
今回私が作った動画みたいに、ロゴだけを表示したいけど背景は真っ白が良いな。とかいうときに活用できるのがこのサンプルカラー。
サンプルカラーは現在25種類用意されており、私が利用したのはホワイト。
ルイログのロゴ画像はpng透過のロゴ部分のみの画像で、そのまま配置すると真っ黒な上に茶色いロゴとなり、そのままではかなり微妙。
そのため、下に真っ白のレイヤーを持ってくることで解決しました。
こういったサンプルカラーメディアが用意されていなかったら真っ白の画像を作って配置するという一手間が必要だったのだけれど、メディアとして用意してくれているのは嬉しい。
1つ楽ができました。
Filmora機能5:カラーマッチ
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版のカラーマッチ](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-10.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版のカラーマッチ](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-10.jpg)
カラーマッチは、動画の色合いを他のクリップを参考にして自動で修正してくれる機能。
私は配置した画像をもとに動画の色味をカラーマッチで調整し、その後ホワイトバランスとトーンで整えました。
動画は iPhone X で撮影し、写真はミラーレスカメラで撮影後 Lightroom で良い感じの調整もかけているので、色味が全然違う感じに。
色味の調整は本来結構時間がかかってしまうところなのですが、Filmora のカラーマッチ機能はそのあたりも自動で補正してくれて時短できました。
使い方としてはタイムラインに配置した動画をダブルクリックして”色”項目からカラーマッチをON。
比較表示で参照元のフレーム位置に合わせ”一致する”を押下。
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-11-1024x382.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版で動画編集](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-11-1024x382.jpg)
あとはカラーエンハンスやホワイトバランスやトーンで調整しておしまい。
簡単過ぎた・・・。
お好みで 3D LUT を選択しても良いですね。グッと雰囲気のある色味になったりします。
![](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review02-04-1024x288.jpg)
![](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review02-04-1024x288.jpg)
こちらが iPhone X で撮影した動画の生データと完成した動画を並べてスクリーンショットを撮った画像。
全然違いますよね。
これくらいの色味調整が簡単にできちゃうのがカラーマッチの機能。すごい。
Wondershare Filmora Mac版でよく利用する機能についてまとめ
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版でよく利用する機能をルイログが紹介](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-00-1024x768.jpg)
![動画編集ソフトWondershare Filmore X Mac版でよく利用する機能をルイログが紹介](https://rui-log.com/wp-content/uploads/2021/05/20210529_filmorax-mac-review03-00-1024x768.jpg)
こんな感じで Wondershare Filmora Mac版を利用して動画を制作し、動画編集の際よく利用する機能をまとめてみました。
いかがでしょうか?
冒頭にも載せたけれど、完成した動画がこちら。
Filmora での動画編集ははじめてだったのでたくさんのテンプレートを見ていく時間は必要だったけれど、編集自体はポチポチー+微調整でできたので非常に簡単な動画編集となりました。
動画編集の回数が増えるごとにテンプレートを眺める時間が減って、よく使うテンプレートはお気に入りに入れてアクセスしやすくし、どんどん時短されていくでしょう。
提供いただいて試用レビューをしましたが、今後も動画編集は Wondershare Filmora Mac版でしたいなと感じられる良い動画編集ソフトでした。
動画編集をこれからしようと思っているあなたにぜひ試してもらいたい。
Filmora は、そんな動画編集ソフトです。