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ルイログも愛用中!
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ルイログをご覧いただきありがとうございます。ガジェットやカメラが好きな R.U.I @rui_bass です。
カメラの焦点距離は、以前から40mm前後が好きです。
日常を切り取るには50mmだと少し狭いし、28mmだと撮りたいものによっては広すぎるときも。RICOH GR IIIxの40mm相当を気に入って使ってきたし、ズームレンズでも気づけば40mm付近に合わせていることが多くありました。
そんな中、2024年にLeica Q2を購入。その年の9月に発表されたのが、43mmの単焦点レンズを搭載したLeica Q3 43です。
「いや、その画角でQシリーズが出るんかい」と。
Q2を買ったばかりで、さすがにすぐ購入するわけにはいかず・・・。それでもずっと気になっていたカメラを、2026年、40歳になる年に中古で購入しました。
フリマサイトでの販売価格は約994,000円。10%オフのクーポンを使って、約90万円です。割引があっても、気軽に出せる金額ではありません。
それだけ出して買ったのに、今も28mmのQ2は手放していません。同じライカのQシリーズでもQ2とQ3 43では撮りたいものが違うんですよね。
今回はQ3 43を選んだ理由と43mmの使い心地、実際の作例、Q2やGR IIIxとの使い分けをレビューします。ライブ撮影へ持ち込んだときに気になったところも含めて紹介します。


ガジェットブロガー
R.U.I
プロフィール
ガジェットレビューブログ「ルイログ」を運営。PCデスク、ガジェット、カメラ、XRを中心に、実際に使ってわかったことをレビューしています。スペックだけでなく、見た目や質感、使い勝手、価格に対する納得感まで含めて、買う・買わないを判断しやすい情報を発信。写真撮影やデスク環境づくりも好きで、XREALアンバサダーとしても活動中。 プロフィール詳細やレビューガイドライン


Q3 43を買ったいちばんの理由は43mmという画角。ただ、使っていてもうひとつ気に入っているのが、専用のAPO-Summicronレンズが見せるシャープな写りです。
画質や機能だけを比べれば、ほかにも選択肢はあります。しかも固定レンズなので、撮りたい画角が合わなければレンズを替えて解決することもできません。
それでも、カメラを構えたときの画角が最初からしっくりくる。写真を撮りに出かけるとき、積極的に持っていきたくなる。この感覚はスペック表だけでは決められないところです。
反対に、43mmを使いたい理由がないなら、Q3 43を選ぶ必要はないとも考えています。高価なライカだからという理由だけで、おすすめできるカメラではありません。
また、操作面やデジタルズーム(クロップ)の仕様に関してもQ2で慣れていたというのもあり、とくに問題なく使い始められているということも一言添えておきます。


Leica Q3 43は、約6030万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーと、専用設計の「ライカ アポ・ズミクロン f2/43mm ASPH.」を搭載したレンズ一体型デジタルカメラです。日本では2024年9月27日に発売されました。
従来のQシリーズで採用されてきた28mmではなく、43mmを固定レンズとして採用したことが大きな特徴。ライカはこの焦点距離を、人の自然な視野に近く、ストリートやポートレートなどに向く画角として紹介しています。
マクロ撮影、光学式手ブレ補正、チルト式背面モニター、576万ドットの電子ビューファインダーも搭載しています。Qシリーズの撮影スタイルを、43mmで楽しめるモデルです。
出典:Leica Q3 43 製品情報 / Leica 新製品発表
| 項目 | Leica Q3 43 |
|---|---|
| 撮像素子 | 35mmフルサイズ 裏面照射型CMOS |
| 有効画素数 | 約6030万画素 |
| レンズ | ライカ アポ・ズミクロン f2/43mm ASPH. |
| レンズ構成 | 8群11枚、非球面レンズ7面 |
| 絞り | F2〜F16 |
| 光学式手ブレ補正 | 対応 |
| デジタルズーム | 60 / 75 / 90 / 120 / 150mm相当 |
| 通常の合焦範囲 | 60cm〜無限遠 |
| マクロ撮影 | 26.5〜60cm |
| EVF | 576万ドット OLED、120fps |
| 背面モニター | 3.0型チルト式タッチパネル、約184万ドット |
| ISO感度(静止画) | マニュアル設定 ISO 50〜100000 |
| 防塵・防滴 | IP52 |
| 寸法 | 130 × 80.3 × 97.6mm |
| 質量 | 約793g(バッテリー含む) |
| 発売日(日本) | 2024年9月27日 |
出典:Leica Q3 43 テクニカルデータ / Leica 新製品発表
※質量は確認時点のライカ公式テクニカルデータに記載された、バッテリーを含む数値です。実際の持ち歩きでは装着アクセサリーなどの重さも加わります。


Q3 43には約6030万画素のフルサイズセンサーと専用のアポ・ズミクロンが載っています。スペックとしてもかなり豪華。
ただ、購入を決めた理由をひとつ挙げるなら、Qシリーズで43mmを使えることです。
GR IIIxを使ってきたこともあり、40mm前後は自分の中で馴染みのある画角。28mmだと周囲まで大きく入るけれど、50mmだともう少し引きたい。43mmは、その間にある感覚です。
目の前の人物やモノを撮るとき、広く写しすぎず、狭くもなりすぎない。この距離感が好きなんですよね。
2026年は40歳になる年でもありました。
もちろん年齢を理由に約90万円を正当化できるわけではありませんが、これから10年くらい写真を続けるとして、長く付き合っていきたい1台にお金を出すのはありかなと。
両親や身近な人、何でもない日常も撮りたい。そういう写真を撮るカメラとして、以前から好きだった焦点距離のQシリーズを選びました。
ライカを持ち歩く楽しさも、理屈だけでは説明しにくいです。完全にフィーリングの部分もあります。




外観は、Qシリーズらしいシンプルなデザイン。レンズ交換式ではないので、ボディと43mmレンズが最初からひとつの道具としてまとまっています。
Q3 43は、通常のQ3と異なるグレーのレザー外装も特徴です。ただ、実物を見るときはレンズの存在感も大きく、決して小さなカメラではありません。
公式仕様ではバッテリー込み約793g。軽快に持ち歩けるGR IIIxと同じ「コンデジ」として比較すると、ここはかなり違います。
でも、レンズ選びをせずに43mmだけ持ち出せるのは、レンズ一体型ならではの良さですね。
▼開封動画なんかを撮ってみたりも
Q3 43を購入したときに、液晶・レンズ・ボディを保護するアクセサリーも一緒にそろえました。ここでは実際に使っている3点を紹介します。
背面モニターには、Q3 43対応のPDA工房の保護フィルムを貼っています。液晶のキズ対策として選んだ、9H高硬度の光沢タイプです。
レンズの前面には、Q3 43対応のJJC 49mm UVフィルターを取り付けています。レンズの前面を保護する目的で購入しました。フードが干渉しない薄いタイプ!


ルイログは、本体保護のためにJJCのスキンシールを貼っています。こちらはマットダークグレーのタイプ。サムレストも併用しています。
スキンシール自体は普通に使えていて、とくに問題はありません。
気になるのは純正レンズキャップとの相性。レンズまわりまでスキンを貼ると、キャップの着脱がかなり固くなります。押し込むように付けることになり、外すときも力が必要です。
これはQ3 43本体の欠点ではなく、スキンシールを組み合わせた場合の話。純正キャップを使い続けたい人は、レンズまわりへ貼る前に知っておいたほうがよさそうです。


街を歩いていて、建物の一部や目に留まったものを撮りたいとき。
28mmなら周囲の様子まで写真に入りやすいところを、43mmはもう少し被写体へ寄せて切り取れます。かといって50mmほど画角が狭いわけでもない。
ルイログが40mm前後を好きな理由が、ここにあります。




普段のデスクやガジェット、身近な人や動物などを撮るときにも43mmは使いやすい画角です。
デスク全体を紹介したいなら28mmのほうが良いこともあるけれど、キーボードや机に置いた小物など、写真の主役を決めたいときは43mmが合うかなと。


室内では引ける距離に限りがあるので、43mmでも被写体によっては少し窮屈。何を写したいかで、Q2の28mmと使い分けています。


43mmという焦点距離が購入の決め手ではあったけれど、レンズそのものの良さもQ3 43を選ぶ理由になるところです。
搭載されているのは、このカメラ専用に設計されたLeica APO-Summicron f2/43mm ASPH.。
レンズを交換できないカメラではあるものの、これだけのレンズをフルサイズセンサーやファインダーを備えたボディと一緒に使える。個人的には、「このレンズにボディが付いてきた」と考えたくなるくらい、レンズが主役のカメラです。


写りはかなりシャープ。細部までくっきり描いてくれるので、レンズの解像感を楽しみたい人にはたまらない部分かなと。
これは単なる宣伝文句というわけでもなく、ライカ自身が高いシャープネスとコントラストを特徴として挙げています。DPReviewの実写テストでも、F2開放から画面の広い範囲で非常にシャープだと評価されています。
ただし、シャープだからといって、背景のボケまで硬いわけではありません。高い解像力と自然で柔らかいボケを両立している点も評価できるところ。この組み合わせも、このレンズの面白いところです。


Q3 43には、60mm、75mm、90mm、120mm、150mm相当のデジタルズームがあります。
レンズの焦点距離が変わるわけではなく、あくまでクロップされる感じ。センサーで記録する範囲を狭めてその画角で撮る機能です。
ルイログはだいたい43mmで撮ってから必要に応じてクロップする感じで使っているけれど、このデジタルズーム機能たまに使います。もとの画素数が多いので、少し切り取りたいときには助かりますね。
とはいえ150mm相当まで拡大すると約500万画素となるので、そこは注意です。
高画素機は近づけない場面を救ってくれることも多々ありますが、望遠レンズと同じ感覚では使えません。


友人たちのバンドのライブを、Q3 43で撮影したことがあります。
会場は比較的狭いライブハウス。ステージから2〜3mほど、下手側の2列目付近で撮影しました。かなり近い位置から撮っていたんですが、それでも43mmだとどうもちょっと違う。
43mmでも撮れないわけではないのだけれど、ルイログがライブで撮りたい写真にはもう少し狭い画角のほうが合っていました。
やっぱりライブ撮影では、Sony α7R Vに55mmか135mmのレンズを組み合わせるほうが良いと実感したやつです。ステージとの距離や、演者をどのくらい大きく写したいかによってレンズを選べるのも、レンズ交換式の強み。
ここでの不満は、Q3 43のシャープさやレンズ性能ではなく、撮りたい写真と43mmという焦点距離が合わなかったこと。狭めのライブハウスでもそう感じたので、ライブ撮影の主力としてはα7R Vを使いたいところです。
普段のスナップにはQ3 43が好き。でも、ライブではα7R Vに55mmや135mmを組み合わせる。今のルイログには、この使い分けが合っています。




Q3 43を購入したあとも、Leica Q2は残しています。
Q2のレンズは28mmの「Summilux f1.7/28mm ASPH.」。Q3 43より広い範囲を写せるカメラです。
同じライカのレンズ一体型なら、どちらか1台にしてもよさそう。でも、ルイログの使い方では28mmと43mmが別の役割なんです。
Q2を持ち出したくなるのは、場所全体や周りの空気感まで残したいとき。お家ではデスク全景だったり、風景や建物、ライブハウスの会場を広く撮りたいときにも28mmが合います。Q2で写る暗部の階調も気に入っているところです。
対してQ3 43は、人物やモノへ視線を寄せて撮りたいとき。写す範囲が最初から違うんですよね。もちろん物理的に距離をとれば広くも撮れるんだけども。
Q2からQ3 43への「買い替え」というより、広く撮るQ2と、主役を切り取るQ3 43。この2台で使い分けています。


| 使いたい場面 | 選ぶカメラ |
|---|---|
| 風景や場所全体、周囲の空気感、デスク全景 | Leica Q2(28mm) |
| 街のスナップ、人物、ガジェット | Leica Q3 43(43mm) |
| ライブで離れた演者をしっかり撮る | Sony α7R V+適したレンズ |


もう1台、比較したくなるのがRICOH GR IIIxです。
GR IIIxは35mm判換算40mm相当で、Q3 43の43mmにかなり近い画角。ルイログが長く使ってきたカメラでもあります。
ただ、両方持っていると、役割の違いはかなり明確です。
GR IIIxは約262g(バッテリー・SDカード込み)。ポケットに入れて、撮るかどうか分からない日にも気軽に持っていけます。
対してQ3 43は約793g。携帯性ではまったく同じ土俵にいません。そのぶん、フルサイズセンサーとF2の43mmレンズ、EVFを備えたカメラを、今日は写真を撮るつもりで持ち出す感覚です。
画質の優劣だけでどちらかに絞るより、毎日持ち歩くGR IIIxと、撮りたい日に選ぶQ3 43。ルイログではそういう使い分けになっています。
いちばん大きいのは価格。
ルイログはクーポン適用後の中古で約90万円。それでも高額です。しかもレンズは交換できません。
43mmという画角に馴染みがないまま買うのはかなり勇気がいる選択かなと。
すでにズームレンズを持っているなら、40〜43mm付近でしばらく撮ってみるのが良さそうです。気に入る画角だと分かってから検討しても、遅くないと思います。


メリットに挙げたシャープさは、逆に人を選ぶ部分でもあります。
細かなところまではっきり写るので、少し柔らかい写真が好きだったり、オールドレンズのにじみやクセを楽しみたかったりする人には、きれいに写りすぎると感じることもありそうです。
海外のユーザー投稿にも、自然風景では解像感やコントラストが強すぎると感じた声がありました。ただ、同じ投稿ではポートレートに向いているという評価もあり、好みや被写体によって受け取り方は違うようです。
ただこれは「ボケが硬い」という話とは別。解像する部分はとてもシャープで、背景のボケは柔らかめです。
ルイログはこのくっきりした描写も気に入っていますが、写真に求める雰囲気によって評価が変わるところだと思っています。
公式仕様で約793g。軽いカメラを探しているなら、Q3 43は候補から外れる可能性があります。
レンズ交換をしなくて済むメリットはあるけれど、GR IIIxのような気軽さを期待すると違うものです。カバンの中でもきちんと場所を取るしね。
広い風景や狭い室内では28mmが欲しくなるし、ライブで演者をもっと大きく撮りたいなら55mmや135mmが合うこともあります。
デジタルズームがあるからといって、画角の制約がなくなるわけではありません。
43mmに合わせて撮ることを楽しめるか。それが、このカメラを選ぶうえでいちばん大事な条件だと思います。
















60〜150mm相当のフレームを選べますが、光学ズームではなくクロップです。150mm相当では約500万画素になるため、望遠レンズをそのまま代用できるとは考えないほうがよさそうです。
28mmで満足しているなら、無理に追加する必要はありません。ルイログは28mmで場所全体を残すQ2と、43mmで主役を切り取るQ3 43を使い分けています。
携帯性を優先するならGR IIIxの強みは大きいです。40mm前後の画角が好きで、フルサイズやEVF、Qシリーズで撮ること自体に価値を感じるなら、Q3 43を検討する理由になります。ただし価格も重さも大きく違うので、単純な上位互換ではありません。


こんな感じで今回はLeica Q3 43をレビューしました。
40mm前後がずっと好きだったルイログにとって、Qシリーズで43mmが使えるのはやっぱりうれしいこと。日常のスナップや人物、モノを撮るときの距離感が好みで、専用のAPO-Summicronが見せるシャープな写りも気に入っています。
ただし、中古で実質約90万円。重さもあるし、43mmだけで撮り切れない場面は普通にあります。狭めのライブハウスで撮ったときも、やっぱりα7R Vに55mmか135mmのレンズを組み合わせたいと実感しました。
だからQ2やGR IIIx、α7R Vを手放してQ3 43にまとめるつもりはありません。それぞれに撮りたいものがあるので、使い分けるほうが自分には自然です。
万人向けのカメラではないけれど、43mmが好きで、この1台を持って出かけたいと思える人には合うはず。
40歳になる年に買った、これから長く使っていきたいカメラ。10年後にもまだ持っていたらいいな、くらいの気持ちで使っていきます。
ポケットに入る40mmが気になる方はこちら


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