
smalia スマート温湿度計 レビュー | アプリで温度や湿度を確認できる!連携機能で家電操作も可能

今回は以前紹介したスマートホームデバイス「smalia スマートリモコン」と一緒に使える「smalia スマート温湿度計」の紹介です。
smalia スマート温湿度計の特徴
- 温度、湿度、現在時刻がわかるスマート家電(温湿度計)。
- 付属のスタンドを使って卓上に置ける。
- 付属のマジックテープを使って壁に貼り付けられる。
- ボタン電池2個(CR2032)で約1年動くコードレスタイプ。
- スマホアプリでは温度、湿度の状況がグラフで見れたりCSVエクスポートができたりする。
- 同社 smalia スマートリモコンと組み合わせて、温度や湿度をフラグに家電操作が可能。
見た目はただの時計付き温湿度計ですが、きちんとスマートホーム家電としての役割も果たせます。
smalia スマート家電と併用することで、一定の室温になったらエアコンをつけるとか消すとか、一定の湿度になったら加湿器をつけるとか消すとか。そういったことが自動で行えます。
今まではアプリから操作したり声で操作したりしていたのが自動に。
とはいえ smalia スマート温湿度計は単体でも使える薄くてコンパクトな時計付き温湿度計なので、気に入った方は単体でもご利用ください。
それではレビューしていきましょう。
もくじ
smalia スマート温湿度計の外観をチェック
スクロールできます




smalia スマート温湿度計のパッケージはこんな感じ。
軽快なブルーを主に製品デザインやできることがわかりやすく配置されています。


パッケージを開封するとこんな感じに。
smalia スマート温湿度計のパッケージ内容
- スマート温湿度計本体
- 据え置き用スタンド
- 説明書、保証書
- オープナー(電池取り替え時利用)
- マジックテープ(壁貼り付け用)


この分厚いピックみたいなのはなんだ?と思ったら、smalia スマート温湿度計は薄型なのでこのオープナーを利用して蓋をあける仕様でした。
限界まで薄くしたかったんだろうなという意思が伝わってきます。
オープナーを利用して本体周りをスススーっと沿わせたら簡単に蓋を開けることができました


蓋を開けると CR2032 ボタン電池が 2つ。AirTag と同じ種類のボタン電池ですね。
これで 1年ほど動作するようです。


本体上部はスタートボタンとおそらくセンサー穴。
スタートボタンは初回以降使用しないボタンです。
基本的に動き出したら何も触ることがありません。


薄さよ!
iPhone13 mini と並べてみました。
めちゃくちゃ薄い。
これなら時計付きの薄い温湿度計が欲しいんだ!という方の希望が叶いそうですね。


付属の据え置き用スタンドに立てるとこんな感じ。
角度は 70°というところ。


後ろから見ると一体化しているように見えるほどパチっとハマります。まさに専用スタンド。


正面から。
iPhone では smalia スマート温湿度計用アプリ「スマート温湿度計」を起動しています。
温度や湿度がリアルタイムでアプリにも表示され、バッテリー残量も確認できます。
smalia スマート温湿度計でできること


smalia スマート温湿度計はシンプルながらいろんな機能を有しています。
「スマート温湿度計」アプリで確認やデータのエクスポートもできる




smalia スマート温湿度計は専用アプリがあるため、そこから温湿度の確認、グラフでチェック、データのエクスポート、電池残量確認、快適温湿度設定によるアラーム、時刻合わせ、温湿度のキャリブレーションまでできます。
スクロールできます






温度計、湿度計を複数個利用していたら誤差が出てどっちが正しいんだ!ということになったとき、キャリブレーションで調整してあげればバッチリ合うようにできる使い方かな。
通常利用ではめったに使うことがない機能だとは思います。
データをCSVでエクスポートできたり、色々と機能が備わっているなぁという印象です。
本体メモリに約半年間のデータが蓄積されます。
smaliaスマートリモコンと連携して温湿度を条件に家電の自動実行


指定温度になったらエアコンを自動で ON / OFF、指定湿度になったら加湿器や除湿機を自動で ON / OFF なんてことができるようになります。
smalia スマートリモコンのアプリでセンサーを「BTTHM1(スマート温湿度計)」に設定してあげればOK。
smalia スマートリモコンにも温湿度計はついているので「計測場所をスマートリモコンの場所ではなく温湿度計の場所でしたい」というときに活躍します。
smalia スマートリモコンは部屋の高いところへ設置、スマート温湿度計は部屋の低いところへ設置、としている場合、高い位置と低い位置では体感温度が変わってくるのでより正確に判断できるでしょう。
子供やペットのために使うなら低い位置に配置するでしょうけれど、それだと触られちゃうしスマートリモコンは赤外線通信が必要だから高い位置に配置したい・・・という懸念点が解消されます。
温度・湿度管理を自動化するとペットや植物を飼うときに便利ですね。一定の温湿度が保てるスマートホームが構築できます。
デジタル時計搭載なので温度、湿度だけでなく時間も確認できる


デジタル時計搭載のスマート温湿度計なので、当たり前なんだけど時間も確認できます。
温湿度計って温度と湿度が確認できるだけのことも多いのだけれど、smalia スマート温湿度計はデジタル時計付き。
デジタル時計がメインで温湿度計をサブに持ってくる使い方も有りですね。
コードレスで使えるのも汎用性高い。
smaliaスマート温湿度計の気になるところ


スマート温湿度計を使ってみて、2つ気になる点があったので紹介します。
デザインは好みが分かれる
なんというか、旧世代的と言うか、ありがちというか。
smalia スマートリモコンがコロンと可愛いデザインだったので、合わせて使える製品としてもうちょっと可愛いデザインだったら良かったかなとか。
よくあるデザインではあると思うし単品で置いていて違和感はないのだけれど、1つの気になるポイントとして。
温湿度計に加えてデジタル時計も入っているので情報量が増えるとデザインも難しくなってくるのかな。
CR2032ボタン電池での稼働
CR2032ボタン電池ってそんなに常備しているものでもないだろうし、一般的な単4電池なんかで使えるようになっていたら嬉しかった。
単4電池なら充電池も使えてより生活に身近になったなぁと。
厚みを極限まで薄くするための施策なのかなと予測しているけれど、CR2032ボタン電池を毎年2個ずつ消費するのは気になるかもしれない。ちょっとだけ。
単4電池などであれば充電池利用にしていたり予備をたくさん置いている人も多いと思うけれど、CR2032ボタン電池はなかなかない気がするんだよね。
Apple の AirTag も CR2032ボタン電池で稼働するのでそれ用に置いている人もいるかとは思うけれど、単4電池などと比べると単価も高いしなぁと。
これも 1つ気になる点でした。
本体がめちゃくちゃ薄いというのは良いところなんだけどね。
smalia スマート温湿度計 レビューのまとめ


こんな感じで今回はラトックシステムさんから smalia スマート温湿度計を提供いただきレビューしました。
smalia スマート温湿度計の特徴を再掲
- 温度、湿度、現在時刻がわかるスマート家電(温湿度計)。
- 付属のスタンドを使って卓上に置ける。
- 付属のマジックテープを使って壁に貼り付けられる。
- ボタン電池2個(CR2032)で約1年動くコードレスタイプ。
- スマホアプリでは温度、湿度の状況がグラフで見れたりCSVエクスポートができたりする。
- 同社 smalia スマートリモコンと組み合わせて、温度や湿度をフラグに家電操作が可能。
smalia スマートリモコンと機能が被るところではありますが、配置場所によって計測される温度や湿度は変わるので使い方次第かなと考えています。
そのため、smalia スマートリモコンと一緒に使ったほうが家電の自動化もできるしおすすめ。
もちろん単体で使っても良いのだけれど、せっかくのスマート家電デバイスである smalia スマート温湿度計を使う恩恵は受けにくいのかなと。
生活空間の温度や湿度はしっかり管理して住みやすい空間にしたいもの。
数値で可視化して、自動化までもっていきませんか?
デジタル時計付きで時間も確認できる温湿度計をお探しの方はぜひチェックしてみてください。
CSVでデータ出力もできるのでビジネス用途にも!
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