
ハイブリッド式加湿器HH-HB450CMMを購入レビュー。人にも楽器にも湿度は必須!

加湿器。
それは日本の冬には必須級の電化製品である。
去年は加湿空気清浄機を使っていたため加湿器単品は所有していなかったのだけれど、古くなってきたことと、手入れのしにくさもありニオイが気になるように。
やはり加湿器は単品が良いか…ということで空気清浄機は『ダイソンの空気清浄・送風機能付ファンヒーター「dyson Pure Hot+Cool」を購入。その効果や電気代は如何に。』でレビューした、扇風機もヒーターも兼用できて年中使える素敵なものに買い替えた。
そして冬。
やはり日本の冬は乾燥がひどい。冷えてきたなぁと思ったら乾燥している。人体にとって乾燥は敵。
そんなとき活躍してくれるのが加湿器。
加湿空気清浄機ではなくなったので、「おおたけ ハイブリッド加湿器 HH-HB450CMM」を購入。
実際に電気屋さんで見てから購入したので、加湿器を選ぶポイントとともにレビューします。
もくじ
おおたけ ハイブリッド加湿器 HH-HB450CMMを購入レビュー


まずパッケージはこんな感じです。
- ヒーター×超音波
- ハイブリッド加湿できめ細かく湿度をコントロール
というのが売りと、よくわかるパッケージですね。
で、リモコン付きで離れたところから簡単に操作できます。
わかりやすい、素敵なパッケージ!
さてさて、さっそく中身を出してみましょう。


パッケージの中身はこんな感じ。
本体と、説明書たちと、リモコン。
と必要なものが必要なだけ、という感じですね。


正面はこんな感じ。
各ボタンはタップで利用できます。
ボタンの説明としては、
- 電源
- ヒーターON/OFF
- 湿度設定
- おやすみモードON/OFF
- タイマー設定
- 加湿量設定
があります。


リモコンにも同様のボタンが。
手の届く範囲や高さにおいているのであれば本体を操作するでも良いかもしれませんが、基本的にはリモコンでの操作になりそう。


本体を背面から見るとこんな感じ。
すべて見えている感じですね。
クリアなので、水の残量もすぐにわかります。
カビが生えちゃってもすぐわかる。カビを生やしちゃうと掃除が大変なので毎日水の入れ替えはしっかり。
加湿器を選ぶポイント&加湿空気清浄機ではなく、加湿器単品にした理由
冒頭に「古くなってきた、手入れのしにくさ、ニオイが気になるように」と書きましたが、まさにそのあたりが理由です。
それらを深堀りしましょう。
加湿空気清浄機は手入れがしにくい
そう。加湿空気清浄機の加湿器部分というのは、いかんせん手入れがしにくいのです。
洗いづらさが割と致命的。
洗いづらいと、洗うのが面倒になってしまい、手入れを怠ってしまうという悪循環に。
つまり、汚れがこびりついたり、カビがついたり、ニオイがでたり。
そんなこんなで加湿空気清浄機の加湿器は使わなくなり、おおたけ ハイブリッド加湿器 HH-HB450CMMを購入しました。
加湿器は手入れがしやすいものをチョイス
加湿器を選ぶポイントとして重要だなと思うのがやはりこれ。手入れのしやすさ。
上述した理由もあり、手入れはやはりやりやすいモノを選ぶべきだと思います。
水は腐る。
水気を放置するとカビが生える。
結構気にして手入れをしてあげないと、これがなかなかすぐにカビが生えたりするので注意が必要です。
実際に、1日放置したらカビが生えていたことがあるので本当注意しないといけないなと。
加湿器、手入れ、毎日、大事。
毎日水を入れ替えて、週1掃除するくらいの気持ちでいると良いかもです。
加湿器の種類
加湿器には水蒸気を出すための仕組みが違う種類があり、まずはそれを決めるところからになるかと思います。
加湿器の種類
- スチーム式:ヒーター内蔵、加熱で水蒸気を発生させる。電気代が高め。1日8時間利用で月1500円くらいかかると言われています。
- 気化式:水を含ませたフィルターにファンで風をあて、水分を気化させるタイプ。電気代は安い(おおよそ月200円前後)けれどフィルター清掃や交換が必要。ファンの音が大きくなる場合も。
- 超音波式:水に超音波振動を与えて小さな粒子にし、霧のように水蒸気を発生させる。本体が安く購入しやすい&電気代も安い。が、熱なしフィルターなしなため、雑菌が繁殖しやすい。雑菌入りの水蒸気を発生させたくなければ超こまめに手入れをすべき。
- ハイブリッド式:気化式とヒーター式をあわせたもの、超音波式とヒーター式をあわせたものの2種類あり。双方、各種類のメリットとデメリットを併せ持っているためよく考えて選択する必要がある。
といった種類があります。
簡易的に説明も入れましたが、よくLOFTやハンズ、電気やさんなどで表に出されているちょっと小型でオシャレな加湿器はだいたい超音波式ですね。
よく見るこのタイプは超音波式のやつ。
今回私が購入したのは超音波式とヒーター式が合わさったハイブリッド式。
ただの超音波式ではなく、ヒーターも使えるタイプ。しかしヒーターを使わなければ超音波式なので、手入れはしっかりしないとなという感じ。
ヒーターを使うと電気代が気になるので、私はピンポイントでしか使いません。
なので、毎日水を入れ替えたりのお手入れは必須としての運用を心がけています。
ここいらで整理しましょう。
加湿器を選ぶポイント
- 本体の価格
- 電気代
- 清潔感
- 手入れのしやすさ
- 安全性(スチーム式は熱を持つ)
- 音
- 加湿器を置く部屋の広さ
- 洋室なのか和室なのか
こんなところでしょうか。
利用する環境で、大きく変わってくるので、加湿器を探す前にまずご自身の環境を確認するところから始めましょう。
私の場合は、ベースを置いている洋室に置くためのモノとして考えました。
本体の価格を気にしつつ、電気代も気にして・・・となるとしっかり掃除しないと。となるため手入れのしやすさを見て、今回のおおたけ ハイブリッド加湿器 HH-HB450CMMを。
また、目につくところに置くことになるということもあるので、見た目も変じゃないもの、デジタル画面で湿度がわかったりとかそういったところも考慮しました。
私が購入したハイブリッド式加湿器について
私が購入したのは、気化式とヒーター式をあわせたハイブリッド式加湿器。
予め湿度設定をしておけば、その湿度を保つように運用してくれます。
気化式なのでアロマオイルも利用できます。
まだ使っていないけれど、気分によって利用しても良さそう。
加湿量は多くすると加湿器の周りの床が濡れてしまうという現象は確認済み。
私の利用している環境(洋室部屋)が悪いのか、これは割と驚いたポイント。
加湿量が多かったかもしれないと思い、現在は加湿量を低くして運用中。
設定湿度はベースのために50%程度。人間専用なら60%くらいにしたいところ。


まとめ
- 和室は湿度が溜まりやすいので除湿機が必須
- 洋室は乾燥しやすいので加湿器が必須
季節にもよりますが、私の済んでいるマンションはそんな感じ。
そして私はベースを所持しているため、適度な湿度が必要だったり。
※楽器に良いのはシリカゲルなどを入れたハードケースの中とされています。湿度変化が起きにくいところに保管するのが一番ではあります。
木でできた楽器なので、湿度が低くても、高すぎても、ネックが曲がりやすくなるのです。
少しでもネックが曲がらないように壁から吊るした自重で伸ばすという方法をとっているけれど、それでも湿度管理はしっかりしてあげたい。


そんな私にとってやはり加湿器は必須。
逆に湿度がNGのカメラ(レンズ)も同じ部屋にいるので、そちらはより乾燥したり湿度が落ち着きそうなところに収納を。
乾燥すると風邪も引きやすくなるし、肌や髪にも悪かったりします。
湿度管理、今までしていなかったという人は一度見直してみることをオススメします!