
OneOdio Super EQ S1ノイキャンヘッドホンをレビュー。マルチポイント対応!

イヤホン・ヘッドホンは無線で、ノイズキャンセリング機能がないとね?
もちろん状況によるよ!



ルイログをご覧いただきありがとうございます。R.U.Iです。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載したイヤホンやヘッドホンは価格が上がってしまう印象がありました。
しかし今や低価格でも高性能な ANC 搭載ヘッドホンが手に入る時代。
今回は6,000円以下で購入できて最大騒音低減効果 33dB な ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング搭載ヘッドホン「OneOdio Super EQ S1」を紹介します。
もくじ
OneOdio Super EQ S1の外観をレビュー
Bluetooth ヘッドホン ワイヤレスヘッドホン SuperEQ 45時間再生 外部音取り込みモード オーバーイヤーヘッドホン ハイブリッド ANC ノイズキャンセリングヘッドフォン HiFi 重低音 テレビ 用 ヘッドセット AAC対応 有線 無線 両用 内向きのマイク
SuperEQ


まずはパッケージ。
色使いがめちゃくちゃおしゃれ!
最近あまりこういうパッケージを見ていなかったので新鮮です。


パッケージ裏面と側面はこんな感じ。
正面と同じくおしゃれな色使いで、裏面には本体の全体写真と各スペックや内容物について英語で記されています。


パッケージを開封!
すると見えるのは袋。
ヘッドホンを持ち歩くときや保管・収納するときに使えるキャリングポーチですね。


ごそっと中身を取り出すとこんな感じ。結構あります。
OneOdio SuperEQ S1 のパッケージ内容
- OneOdio SuperEQ S1 ヘッドホン本体
- Micro USB-B ケーブル
- AUX ケーブル
- 航空機用のアダプタ
- キャリングポーチ
- 取扱説明書など各種
充実した同梱物ですね。
航空機用のアダプタまで入っているのが面白い。
バッテリーライフの長さも含め、飛行機をよく利用する旅行者を想定しているようです。
説明書は日本語記載もあるけれど、補足程度に記載があるだけなのである程度英語も読めたほうがわかりやすいかも。


同梱物のケーブルたち。
左から Micro USB-B ケーブル、AUX ケーブル、航空機用のアダプタ。
充電は Micro USB-B ケーブルでの充電で、Bluetooth による無線接続が可能なヘッドホンですが、有線接続にも対応しているため AUX ケーブルも付属しています。


OneOdio Super EQ S1 本体の外観はこんな感じ。




折り畳めるので収納時もコンパクトに収まります。


コントロールボタンや充電端子は右(R)側に集中していますね。
物理ボタンは4つ。
- 音量を上げる↑(1度押し)、次の曲を再生(2秒長押し)
- 再生・一時停止(1度押し)、電源ON(2秒長押し)電源OFF(3秒長押し)、Bluetoothペアリングモード(5秒長押し)
- 音量を下げる↓(1度押し)、前の曲を再生(2秒長押し)
- ノイキャンON←→アンビエントサウンドモード切り替え(1度押し)、ノイキャンOFF(2秒長押し)
という感じで操作できます。
なんとなく操作できるけれど、1つのボタンで複数の機能を持つので最初に確認しておこう。


左(L)側はボタンなどなく、ANC用外部音声取り込みマイクで小さな穴が空いている程度。
OneOdio Super EQ S1 は付属のキャリングポーチで持ち運びも楽々




付属のキャリングポーチも可愛い色合い。
黒をベースにロゴや文字色はエメラルドグリーン、紐は赤色で差し色になっています。


OneOdio Super EQ S1 本体を中に入れるとこんな感じに。
本体がコンパクトな作りなのでそこまで大きくなりませんね。
パツパツではなく、少し余裕のある感じで収納できます。


私が愛用しているノイキャンヘッドホン SONY WH-1000XM2 はこうやってぺたんと薄くもできるのだけれど、OneOdio Super EQ S1 はイヤーカップ部分が回転しないのでぺたんとはいきません。
が、折りたたんでキュッとコンパクトになるので付属のキャリングポーチと相性が良く収納できます。


さすがに厚みは目立ってしまう仕様なので、コンパクトに収まるけど薄くなるわけではない。と考えておきましょう。
内側に収納できるようなコンパクトさが特徴です。
OneOdio Super EQ S1 の製品仕様
- 対応コーデック: AAC / SBC
- 周波数応答:20Hz-20KHz(Bluetooth接続時)、16Hz-40KHz(AUXケーブル接続時)
- スピーカー最大入力電力: 40mW
- スピ一カ一直径: 40mm
- 騒音低減の深さ: 28~33 dB
- 充電時間: 約2時間
- 再生可能時間: 最大40時間(ANC+BT) / 最大45時間(BT)/最大50時間(ANC)
- Bluetooth5.0: 右のカップにパワフルな高精度Bluetooth5.0チップを搭載し、より安定した接続、幅広いの互換性。
ナイスなバッテリーライフですね。40時間あれば十分使える!
2台までのマルチポイント対応
OneOdio Super EQ S1に搭載しているマルチポイント機能とは
2つのBluetoothデバイスを接続しておくと、接続切り替えをせずとも1つのヘッドホンで2つのデバイスで音を再生できる。同時再生は1台のみだけれど、OneOdio Super EQ S1 なら iPhoneとiPad、iPhoneとMacBook、など2台のデバイスを接続しておき1つのヘッドホンですぐに再生したいものをデバイス切り替えせずに再生できます。
例としては、iPhoneで音楽再生中にiPadで再生したい音ありコンテンツを発見。iPhoneで再生停止し、iPadですぐ再生。ができます。マルチポイント対応、めちゃくちゃ便利なので体験してみて。
OneOdio Super EQ S1 の音質について
音質は価格の割にかなり良い方だと感じる。
最初「えらく低音がモワッとするな!?」と思ったのだけれど、ミュージックのイコライザー設定を”Bass Booster“にすると低音がモワッとしてしまう音質に。
だいたいどのイヤホン・ヘッドホンでもイコライザー設定は Bass Booster で利用するのだけれど、この OneOdio Super EQ S1 はイコライザー設定”オフ“でちょうど良くクリアに聴ける音質でした。


おそらく最初から低音をガッツリ上げているヘッドホンで、そこに重複して低音をブーストすることになったのでモワッとしてしまったのだなと。
フラットな音を求めている方は避けたほうが良さそうです。
低音好きならちょうど良い音質ですね。
良いところ、ちょっと残念なところ
良いところと、ちょっと残念かなと思うところをまとめました。
OneOdio Super EQ S1 のここが良い!
- 価格の割にANCが効いて音質が良い
- 有線、無線対応で柔軟に利用できる(しかも有線は音の広がりが良くなる)
- カラバリや色使いが可愛い
- 同梱品が充実している
- バッテリーライフが40時間とかなり長い
- 価格が安く子供へのプレゼントや学生さんでも手が届きやすい
- 2台までだけれどマルチポイント機能を搭載で複数デバイス利用も便利



この価格でも良いヘッドホンが出ているもんだね。お兄さんびっくりだよ。
OneOdio Super EQ S1 のここが残念
- イヤーカップが小さめで耳が少し窮屈(成人男性の感想)
- つけたときのつけ心地が少し小さく感じる(成人男性の感想)
- 長時間利用だと側圧(締めつけ感)が気になり痛くなってくる
- ANCの効きが緩め
- アンビエントサウンドモードの外部音取り込みが弱め
”全体的に小さい”と感じるところがちょっと残念なポイントに上がりました。
あとアンビエントサウンドモードは期待しないほうが良いかな。ノイキャンはある程度の質があります。
”イヤーカップが小さい”と感じたところにフォーカスをあてて見ていきましょう。
イヤーカップが小さめ


耳が入るイヤーカップ部分は少しばかり小さめ。
全長でおおよそ 9cm でした。
私が愛用しているノイキャンヘッドホン SONY WH-1000XM2と比較すると、
イヤーカップ全長
- Super EQ S1:約 9cm
- WH-1000XM2:約 10cm
内側空洞全長
- Super EQ S1:約 5.5cm
- WH-1000XM2:約 6.0cm
という感じ。
いやはや、0.5cm〜1cmくらい違うと結構変わるものですね。
私自身特別耳が大きいわけではなく、顔(頭)は小さめの方かと思うので、大きめの方だと厳しいサイズ感かもしれません。




ウィッグスタンドとして利用しているダイソーの発泡マネキンヘッドにつけてみるとこんな感じ。
このサイズならかなりちょうど良い感じのサイズ感。
マネキンヘッドは成人男性の私からすると小さいサイズだと感じるサイズ感なので、小柄な方や子供向けのサイズ感かもしれませんね。
OneOdio Super EQ S1 ノイキャンヘッドホンのレビューについてまとめ


こんな感じで今回は OneOdio から発売されているアクティブノイズキャンセリングヘッドホン” Super EQ S1 ”を製品提供いただきレビューしました。
提供いただいた商品ですが忖度なくレビューしたつもり。
WH-1000XM2 との比較だと頭頂部の丸みもあまりない感じもしたので、小柄でかつ少し面長な方が着用すると似合いそうな形ですね。
ANCも弱めの効きではあるけれど、高音部分をカットしてくれるのでONにしたらスッとANCの世界が広がる感覚はあります。
3万円くらいのノイキャンヘッドホンと比較するとさすがに劣るところが多いけれど、6,000円以下で購入できるノイキャンヘッドホンとしてはなかなかの出来なのでは、という感じですね。
「予算はあまりないけれどノイキャンヘッドホンが欲しい!」
「マルチポイント機能を搭載したヘッドホンが欲しい!」
OneOdio Super EQ S1 はそんな方におすすめのノイキャンヘッドホンです。
Bluetooth ヘッドホン ワイヤレスヘッドホン SuperEQ 45時間再生 外部音取り込みモード オーバーイヤーヘッドホン ハイブリッド ANC ノイズキャンセリングヘッドフォン HiFi 重低音 テレビ 用 ヘッドセット AAC対応 有線 無線 両用 内向きのマイク
SuperEQ
OneOdioの情報
- OneOdio公式サイト: https://oneodio.jp/
- アマゾン日本で販売するリンク: https://amzn.to/3zBXKV0
- Twitter: @OneOdio_JP【公式】
- Instagram: @oneodiojp @oneodioshop
- LINE: https://lin.ee/4dDBFHS
記事の途中で出た SONY WH-1000XM2 のレビュー記事はこちら
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どんどん後継機が発売されているけれど、まだまだ現役です