
【薄さ最強】Logicool KEYS TO GO 2 for iPad レビュー。薄型持ち運びキーボードの頂点か!

ルイログをご覧いただきありがとうございます。 外ではいつも iPad で作業しているR.U.Iです。
11インチ iPad Pro + Magic Keyboard を愛用しているのだけれど、そろそろキーボード一体型ケースをやめて iPad + Bluetooth接続の外付けキーボードな使い方をしていきたくって。
JIS(日本語)配列の折りたたみキーボードの最適解は「Mobo Keyboard 2」と決まったのだけれど、今のカバンでは「コンパクトに収まる」よりも「薄くてiPadと重ねて収まる」が良くて。
そんなわけでたどり着いたのが Logicool KEYS TO GO 2 というわけです。
私は主に iPad で使うため ” for iPad ” モデルを購入しました。
使ってみて「これはJIS配列の薄型最強持ち運びキーボードだ」と感じています。
Logicool KEYS TO GO 2


メリット
- 厚さ8.9mm〜4.3mmの薄型キーボード
- 重さ222g(電池込み)で軽い
- 持ち運び時キーを保護してくれるカバー付き
- Bluetooth接続で最大3台までのデバイスをキー1つ切り替えられる
- for iPadモデルのキー配列もあって嬉しい(macOS、iOSでも使える)
- 打鍵音が静かでカフェ作業でも気にならない
- コイン型リチウム電池(CR2032)2個で最大36ヶ月の長寿命バッテリーライフ
デメリット
- 記号周りや矢印キーあたりのキーサイズは小さめなので打ち間違う可能性がある
キーサイズは Magic Keyboard や Smart Keyboard Folio などと似たようなサイズだけれど、少し違いました。 とはいえ比較すると優劣をつけられるような違いでもなく、メインのキーたちは変わらないサイズ感で打ちやすいです。 「-」キー以外は概ねいつもと同じ感覚でタイピングできました。
それでは Logicool KEYS TO GO 2 をレビューしていきます。
もくじ
Logicool KEYS TO GO 2 とは
Logicool KEYS TO GO 2は、外出先で軽量のタイピングソリューションを必要とするユーザーのために設計された、携帯性に優れたスリムなキーボードです。
とくにタブレット、モバイル機器との組み合わせに最適。キーボードの厚さは8.9mm〜4.3mmと極薄、重さはわずか222gと驚くほど軽く、多くのバッグでかさばらずに持ち運ぶことができます。
KEYS TO GO 2はシザースイッチキーを採用しており、多くのトラベルキーボードにありがちな「ムズムズ感」がなく、スリムなラップトップキーボードに似た満足のいくタイピング体験を提供します。
機能面の特徴のは、Bluetoothで最大3台のデバイスと同時に接続でき、専用キーで簡単に切り替えられること。通常版は Windows、macOS、iPadOS、iOS、Android、ChromeOSなど、幅広いOSに対応。 本記事で紹介している “for iPad” モデルは iPadOS、macOS、iOSに対応し、キー配列がよりApple周辺デバイスに寄り添ったものに変更されています。
電池寿命に関しては、KEYS TO GO 2は交換可能なコイン電池を搭載しており、1日2時間使用で最大36ヶ月持つとのこと。これは、充電式バッテリーで約3ヶ月だった前モデルから大幅に改善されています。
総じて KEYS TO GO 2 は外に持ち出すのに適したキーボードで、薄型でミニマルなデザインから PCデスク周りをシンプルに仕上げたい方にもおすすめのポータブルなワイヤレスキーボードです。
スペック、技術仕様
製品名 | Logicool Keys To Go 2 for iPad | Logicool Keys To Go 2 |
---|---|---|
本体サイズ | 幅(長辺): 250 mm 高さ: 105 mm 厚み: 4.35-8.97 mm | 〃 |
重量 | 222g | 〃 |
電源 | 交換可能なコイン型電池による電力供給、3年間の電池寿命 ※1日2時間の連続したタイピングに基づきます。 ※電池寿命は使用状況により異なる場合があります | 〃 |
接続性 | Bluetooth Low Energyテクノロジー経由で接続 最大3台のデバイスを接続し、デバイス間を簡単に切り替えるEasy-Switchキー | 〃 |
キーボード | 18mmピッチのキー 移動距離1mmのシザーキー | 〃 |
カスタマイズアプリ | Logi Options+(Windows/macOS)によってのみサポートされています。 ロジクール Flowテクノロジー対応マウスとの互換性。 | 〃 |
サステナビリティ | グラファイトのプラスチック: 36%のリサイクル材料。パッケージ、プリント基板(PCB)を除く ペールグレーのプラスチック: 36%のリサイクル材料。パッケージ、プリント基板(PCB)を除く キーボード取り付け金具: 低炭素アルミニウム 紙パッケージ: FSC認証 | 〃 |
保証情報 | 2年間無償保証 | グラファイト 日本語 1年間無償保証 : iK1043GRUd グラファイト 日本語 2年間無償保証 : iK1043GRU |
型番 | iK1043GRA | iK1043GRUd iK1043GRU |
互換性 | iPadOS/iOS 17 以降 macOS 14 以降 | Android 12.0以降 ChromeOS Windows 10以降 iPad OS 17以降 iOS 17以降 macOS 14以降 |
同梱物 | キーボード 電池(コイン電池x2) 取扱説明書、保証規定 | 〃 |
for iPadと通常版の違いはキー配列と互換性と一部保証期間が違うというところのみ。
私のように主に iPad で利用する方は for iPad を、そうでない方は通常版を選択すると良さそうです。 文字配列のところをじっくり見て選びましょう。
for iPad
通常版
Logicool KEYS TO GO 2 のデザイン・外観をレビュー








パッケージやパッケージ内容はこんな感じでシンプルにまとめられています。
小型ポータブルなキーボードなので、パッケージも小型ですね。
Logicool KEYS TO GO 2 のパッケージ内容
- KEYS TO GO 2 本体
- 取扱説明書や保証書など紙類






KEYS TO GO 2 の本体デザインは、カバー付きのポータブルキーボードとなっています。
キー配列は JIS(日本語)配列。 こちらは for iPad モデルで iPad に特化したキー配列となっています。
記事執筆時点で日本ではUS(英字)配列は販売されていません。 日本では JIS(日本語)配列のみのラインナップです。
キーの幅は18mmピッチで、移動距離1mmのシザーキー仕様でタイピングのしやすさも良い感じです。 おまけにいうと打鍵音が静かでカフェや静かな場所での利用もしやすいのが嬉しいポイント。
キーボードを使うときは一体になっているカバーをあけてキーボード底にそのまま敷くような使い方となります。


薄くて軽いポータブルキーボードということで、その厚みはかなり薄いです。
その厚さなんと4.35mm(手前)~ 8.97 mm(奥)。
奥側の 1番厚い箇所も 1cm ない厚み。


iPad と重ねて持ってもかさばることなくカバンに入れても邪魔になりません。
長さは 250 mmで、11インチ iPad Pro と重ねて同じくらいです。


Bluetoothキーボードなので、利用時は最初にペアリングを行います。
3台までのデバイスと接続でき、ボタン1つで切り替え可能。
お家で使うメインPCも Logicool KEYS TO GO 2 に揃える、なんて使い方もできますね。 ミニマルなデザインなのでシンプル系 PCデスクセットアップと相性が良いです。














いやはやなんて薄いんでしょう。
通勤時 11インチ iPad Pro と一緒に持ち歩いていますが快適です。
持ち運んでるときとかしまっているときに見える背面もシンプルで嬉しい。
邪魔にならないデザインです。
カバーはマグネット吸着するのでビラビラとならないのも嬉しい。
Logicool KEYS TO GO 2 の使用感をレビュー


Logicool KEYS TO GO 2 を使ってみて感じたのは「このキーボード、持ち運びを前提としたポータブルキーボードの薄型代表なのでは」という感想です。
使用感は良いし、iPad に特化したキー配列バージョンもラインナップされているし、軽いし薄いし。
Apple Magic Keyboard(Mac)のテンキーレスモデルがホワイトしかないので黒系カラーがほしいという人も手にしそうなデザインだし。
バッテリーも充電タイプじゃなくてコインボタン電池2個(AirTagなどでも使うCR2032)で長寿命だし。
長らく愛用できそうなキーボードです。
他にもいくつかピックアップして紹介したいポイントがあるので、以下で紹介していきます。
軽い、薄い


Logicool KEYS TO GO 2 の大きな特徴はやはり「薄くて軽い」ポータブルキーボードというところ。


薄くて軽いポータブルキーボード KEYS TO GO 2 を、私は 11インチ iPad Pro と重ねて保護ケースにいれるために導入しました。
夏場は通勤カバンをトートバッグに変えていて。 iPadなどをそのままいれると他のモノとぶつかったりして小キズがついたりしたら嫌なので保護ケースに入れています。 で、その保護ケース(確かダイソーで買ったやつ)へ KEYS TO GO 2 も一緒に入れています。





夏場は体に密着するショルダーバッグ(のショルダー部分)やリュックは汗がすごくて、肩にかけたり手持ちもできるトートバッグに急遽変更したんだよね・・・。20台の頃に当時勤めていた会社の社長にもらったやつ。
カバンの中身はこんな感じ
- 各リンクはレビュー記事かAmazon商品ページへ飛びます
- 11インチ iPad Pro(第3世代)、MagPencil
- KEYS TO GO 2
- ハンディファン
- 無印のナイロンメッシュポーチ
- カメラ(Leica Q2だったりRICHO GRIIIxだったり)
- 晴れ雨兼用折りたたみ傘
- サーモスの水筒
- ハンカチ
- エコバッグ
- サイドポケットの中(財布、Nothing Ear (2)(イヤホン)、鍵など)
打鍵音が静か(動画でチェック)
シザー式の薄いキーボードだから、打鍵音は静かな部類です。
強く叩いたら「パチンッ」と鳴りますが、それでもその程度。
静かにタイピングしてたらコツコツコツという感じ。
静電容量無接点方式のHHKBやメカニカルキーボードのように打鍵時の押し返しはないので Apple Magic Keyboard(Mac用)のように底打ちしているような感覚にはなります。
この辺りの感覚というか好き嫌いは人によりけりではありますが、薄いキーボードの打鍵感が嫌いでなければとくに気になることなく自然と使えます。



私の場合は打鍵するときの力が少し強めなので、長時間タイピングをしていると Apple Magic Keyboard(Mac用)と同じく指先が痛くなるかもしれないなという感覚はあります。 そんな何時間もタイピングしっぱなしな使い方はしないと思うけど・・!
キー配列やピッチがiPadのそれと似ていて違和感なく使い始められる


for iPad を購入したのも、このキー配列が違和感なく使えそうだったから。
そしてキーピッチ(隙間の間隔)も似たようなサイズ感で違和感なし。
これらもまたキーボードを選ぶときの重要なポイントでした。
とくにSmart Keyboard FolioとKEYS TO GO 2は多くが同じで、主に違うところは Smart Keyboard Folioではバックスペース左に¥キーがあったのに(一般的なJISキー配列)なぜかKEYS TO GO 2は左端(1キーの左)に移動して、端末切り替えや音量・メディア再生キーなどのショートカットキーの列が上部に増えたくらいでしょうか。
あとはキーのサイズ感含め、ほとんどが同じようなサイズ感です。



Magic Keyboard は無刻印ステッカーを貼っていて分かりづらくてゴメン・・!
デザインがミニマルでデスクセットアップに組み込んでも良い感じ


デザインがミニマルでシンプル可愛い!
これも重要なポイントですよね。
欲を言えばキーの印字がもう少し目立たない色合いだったら嬉しかったなぁとか、日本語配列だけどローマ字入力の人が多いし日本語の印字はいらないよなぁとか、そういう気持ちはあります。
Magic Keyboard for iPad は無刻印ステッカーを貼り付けてより一層ミニマルなデザインにして愛用しているので、できることならば KEYS TO GO 2 もその方向に寄せていきたい気持ち。
そしてこの見た目だからこそ、デスクセットアップに組み込んでもシンプルに仕上がって格好良いと思うんですよね。
もっとモノを減らしたデスクの方が合いそうかな。
KESY TO GO 2 はポータブルキーボードではあるけれど、パソコン(Mac)でもこの薄型キーボードを使おうと思ったら普通に使えるし、アリ寄りのアリです。
Apple Magic Keyboard(Mac)のテンキーレスモデルがホワイトしかないので、黒系カラーがほしいという人も手にしそうなデザインです。






Logicool KEYS TO GO 2 の競合製品との比較
薄型ポータブルキーボードの比較としては、やはり折りたたみ式キーボードも検討しますよね。
であれば、JIS(日本語)配列で折りたたみ式キーボードは今のところ「Mobo Keyboard 2」一択かもしれません。
色々触ってみた終着点がここにありました。
”薄型”ではなく”コンパクトさ”を求めて折りたたみ式キーボードを手にしたい場合はぜひチェックしてみてください。
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薄型キーボードは Logicool KEYS TO GO 2 が 1番良いなと感じています。
薄型という面では Apple 純正の Magic Keyboard(Mac)も検討するかもしれませんが、重さは約 240g弱と比較的軽いもののカバーがないためキーの保護は気になります。 それ用のケースなどを別途用意するとまた費用も重さもかさみますよね。
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もっと安価な製品は使用感が落ちがちだし、やはり持ち運びを視野に入れたポータブルキーボードは Logicool KEYS TO GO 2 が現状最良の選択なのではと感じます。



iPad用のキーボード一体型ケースも Macでも使えるキーボードも Magic Keyboard って同じ名前だから言い回しがややこしいな!
Logicool KEYS TO GO 2 は買うべきか?


JIS(日本語)配列で、薄型の軽量なポータブルキーボードをお探しの方は間違いなく”買い”です。
- 幅250mm × 高さ105mm × 厚み 4.35-8.97mm の小柄なサイズ感
- 重量222gの軽さ
- 電源はコイン型電池CR2032×2で1日2時間使用した場合約3年間の電池寿命想定
- Bluetooth Low Energy テクノロジー経由で接続し最大3台のデバイスとボタン1つで切り替えられる
- キー配列がSmart Keyboard Folioに酷似していてほぼ違和感なく利用開始できる
- もちろん英数・かな切り替えはSpace左右にあるキー1つでOK
- 打鍵音が静か
最高じゃあないですか。
Logicool KEYS TO GO 2 のメリット
- 厚さ8.9mm〜4.3mmの薄型キーボード
- 重さ222g(電池込み)で軽い
- 持ち運び時キーを保護してくれるカバー付き
- Bluetooth接続で最大3台までのデバイスをキー1つ切り替えられる
- for iPadモデルのキー配列もあって嬉しい(macOS、iOSでも使える)
- 打鍵音が静かでカフェ作業でも気にならない
- コイン型リチウム電池(CR2032)2個で最大36ヶ月の長寿命バッテリーライフ
Logicool KEYS TO GO 2 のデメリット
- 記号周りや矢印キーあたりのキーサイズは小さめなので打ち間違いが起こる可能性はある



とくに「-」キーは打ち間違いが頻発したね。
Logicool KEYS TO GO 2 レビューのまとめ


こんな感じで今回は軽量で薄型のポータブルキーボード「Logicool KEYS TO GO 2 for iPad」を購入しとても気に入って使っているのでレビューしました。
iPad 用 Magic Keyboard で 1つにまとめるのはとても気持ちが良いのだけれど、将来的にもしかすると iPad Pro から iPad mini にメイン利用を変更する可能性を考えていたり、荷物を少しでも軽くしたかったりして持ち運びしやすい薄型のキーボードを探し当てて KEYS TO GO 2 へたどり着きました。
HHKBのような静電容量無接点方式やメカニカルキーボードのような「タイピングしていて気持ちよい、ずっとタイピングしていたい」というような域まではいかないけれど、シザー式の KEYS TO GO 2 も悪くない打鍵感です。
JIS(日本語)配列で薄型のポータブルキーボードをお探しの方はぜひチェックしてみてください!
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