トラックボールの最適解MX ERGO レビュー。操作性、質感、使い勝手向上!

4.5
Logicool MX ERGOをルイログがレビュー PCデスク周り

トラックボウラーの皆さん、こんにちは。

R.U.I
R.U.I

ルイログをご覧いただきありがとうございます。2011年からトラックボールの利用を始めたR.U.I( Twitter iconルイ@rui_bass)です。

あら、トラックボールをまだお使いではない・・!?これは大変だ!

それでは私がトラックボールを使う理由も説明しておきましょう。

トラックボールを使う理由
  • ポインティングに手首や腕を使うのではなく(親)指をころころ動かすだけなので
    • 腱鞘炎になりにくい
    • 手首や腕、肩が疲れにくい
    • 1日中使っていても腱鞘炎になりにくい
  • 大きい画面で作業していても端から端までのカーソル移動が超簡単になる(ボールをひゅっと勢いよく回転させるだけ)
  • マウスを動かす動作がないので、狭いデスクでも・マウスパッドがないと操作が難しいデスク天板でも・膝の上でも、どこでも使える

さらに今回紹介する Logicool MX ERGO だと配置されているボタンが多いのと、それをアプリごとにカスタマイズできる機能も有しているので使い方次第で作業効率化も図れる代物。

MX ERGOとM570t
Logicool M570tとMX ERGO
Logicool 旧型トラックボール M570(t) と MX ERGOを比較して良いところ
  • ポインティング、スクロールなどの操作感がより良くなった
  • チルトスクロールができるようになり、横スクロールやブラウザでのタブ切り替えなども簡単になった
  • ボタンが増えて設定できるカスタマイズショートカットが増えた(6個)
  • トラックボール本体に角度をつけられるようになり、より自然な角度で楽になった
  • 2台のパソコン間でファイルをシームレスにコピペできるFLOW機能を搭載
逆に気になるところ
  • トラックボールのボールが指で気軽に外せなくなり、掃除する際押し出す棒状のものが必要になった
  • クリック音が少し大きくなった(その分クリック感は得られるので良し悪し)

ボタンが増えて使い勝手が向上したことも大きいけれど、M570(t)を長年使い続けてきた私としては全体的に操作感が向上してより”気持ち良く“トラックボール操作できるようになったのが1番嬉しい。

チルトホイール(ホイールを左右へ倒す)操作でのブラウザタブ切り替えもかなり活用中。

FPSゲーマーなどはゲーミングマウスの利用をおすすめするけれど、ゲームをしない人だったら万人におすすめしたいトラックボール。

ざっくり紹介したところで、MX ERGO を詳しくレビューしていきましょう。

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MX ERGOの外観をレビュー

MX ERGOのパッケージ

まずパッケージはこんな感じ。

とってもわかりやすい!

物写真がでかでかとプリントされています。

MX ERGOのパッケージ背面

パッケージ側面、裏面はこんな感じ。

使える機能の紹介などがプリントされていますね。

MX ERGOのパッケージ蓋裏面

パッケージを開けると裏面に接続方式の説明が図解されていました。

蓋の裏にプリントすることで開けた瞬間目に入りすんなり接続方法について理解できます。

unifyingレシーバー(USB)を利用した接続方式か、Bluetooth(low energy対応)を利用した接続方式を、ユーザーの環境に合わせて利用可能。

私は MacBook Air M1(2020)と接続して利用するため、Bluetooth方式をチョイスしました。

安定しています。

MX ERGOの同梱物

中身をすべて取り出すとこんな感じ。

パッケージ内容
  • MX ERGOトラックボール本体
  • Unifyingレシーバー
  • 充電用 Micro-USB ケーブル(1.3m)
  • 説明書や保証規定、保証書(2年間無償保証)などの用紙類

充電は Micro-USB ケーブル。

2017年発売のトラックボールなので、さすがにまだ USB−C にはなっていませんでした。

普及しだしたの、割と最近だもんね。

バッテリーも 1回の満充電で 4か月持つと商品ページにはあるので、充電ペースはかなり抑えられそう。

充電時間も早そうだし、なんだかんだ Micro-USB ケーブルもデスクに用意しているので私の環境では問題なしかな。

なんだかんだ Micro-USB ケーブルが必要なガジェットもまだまだあるもんです。

MX ERGOトラックボール本体

MX ERGO トラックボール本体を上から見るとこんな感じ。

本体の素材・質感のおかげかとてもクールな印象になりました。

M570(t)はそこまで高級感はなかったので嬉しいポイント。

手触りも良い感じです。

MX ERGOトラックボール本体斜めから

斜め前から見るとこんな感じ。

戻るボタン・進むボタンは人差し指で簡単にアクセスできるところにあるので使いやすい。

ボタン配置は M570(t) の頃と変わらずで使い勝手良しですね。

ボールは本体のブラックに合わせたグレーで、M570(t)で利用していたペリックスの交換用ボール(レッド)は配色が合わず。

MX ERGOトラックボールのボールを付け替え
ボールを交換したMX ERGO
MX ERGOトラックボールのボールを付け替え
ボールを交換したMX ERGO

写真で見ると悪くないんじゃない?って思うのだけれど、MX ERGO がブラックというよりはグレーなので、色味が微妙にアンマッチな感じがして。

購入前はボール交換して見た目をちょっと変えて楽しもうと思っていたのだけれど、結局の所交換せず純正のまま利用しています。

そのままのグレーも十分格好良い。

と言ってもこの当たりは好みなので、ボール交換をして楽しむのはめちゃくちゃおすすめです。ボール単体は安いし。

MX ERGOトラックボール本体斜めから
反対側の斜め前から
MX ERGOトラックボール本体斜めから
手前から
MX ERGOトラックボール本体裏面
裏面
MX ERGOトラックボール本体裏面メタルプレートを外した状態
磁石で取り外し可能なメタルプレート

本体裏面にはメタルプレートが磁石でくっついていて、このメタルプレートの角度を変えることで 20°の傾斜角をつけることができます。

MX ERGOトラックボール側面
MX ERGOトラックボール側面
MX ERGOトラックボール側面

20°の傾斜角をつけるとこんな感じの角度に。

これがかなり嬉しくて、手首が楽になります

Logicool MX ERGOの製品仕様をチェック

Logicool MX ERGO
本体サイズ高さ132.5 mm x 幅51.4 mm x 奥行き99.8 mm
重量メタルプレートなし:164g
メタルプレート有り:257g
ボール操作親指
ボタン数8個
カスタマイズ可能ボタン6個
ボールサイズ35mm
USBポートMicroUSB
バッテリー内蔵充電池(充電式リチウムポリマー電池500mAh)
バッテリーライフ最大120日
急速充電対応1分の充電で約8時間使用可能
ボタン耐久性(左右クリックボタン)1,000万回クリック
角度調整機能あり(20°)
デバイス切り替え2台
ワイヤレス接続unifyingレシーバー(USB)
Bluetooth(low energy対応)
対応OSWindows macOS iPadOS Linux Chrome OS
MX ERGOの主な仕様表

Logicool MX ERGOを使うメリット

冒頭でも紹介したけれど、なぜ普通のマウスではなくトラックボールである MX ERGO を使うのか?を深堀りしていきましょう。

手や腕への負担が軽減される

MX ERGOトラックボールに手を添えた状態

上述したけれど、この角度がつくというのはかなり大きなメリット。

通常のマウスに比べて筋緊張を20%も軽減してくれるそう。

トラックボールを使うというだけで手・腕・肩への負担が軽減されるのに、そこからさらに筋緊張を軽減してくれるという願ったり叶ったりな仕組み。

実際に0°と20°を比べてみると圧倒的に20°の傾斜角がある方が楽なんだよね。

ここまで違うものとは思っていなかった・・!

カスタマイズできるボタンが多く作業効率化できる

Logi Optionsの画面
Logi Optionsの画面

MX ERGO は 6つのボタンで自由な割当が可能なトラックボール。

Logi Options というアプリをインストールして設定します。

Logi Optionsでアプリごとの固有設定ができる
Logi Optionsでアプリごとの固有設定ができる

デフォルト設定でもかなり捗るのだけれど、アプリごとに固有の設定が適用できるため、まさに「自分だけのMX ERGO」が作れちゃうということ。

映像編集をする人なんかがめちゃくちゃ効率化できるカスタマイズをして爆速編集をしていたりします。

よく使うアプリがあれば、固有の設定をして作業効率化を図りましょう。

2台のPC/mac/iPadで簡単に切り替えられる

MX ERGOのデバイス切り替えボタン

2台のデバイスで接続しておけば、スクロールホイールの手前にあるボタンで簡単に接続切り替えをすることができます。

Windows、Macに対応し、iPad OS にも対応したようでかなり利便性が上がりました。

複数のデバイスを同じトラックボールで操作できるのは快適度がぐんとアップしますね。

テレワーク・リモートワークをされている方だと、会社支給のPCと自分のプライベートPCを切り替えたりできてめちゃくちゃ重宝しそう。

バッテリーが長持ち

MX ERGOとルイログデスク

MX ERGO はフル充電で4か月、約120日間使えるロングバッテリーで充電フローがかなりロングスパンで大丈夫なところも特徴の1つ。

M570(t) のように電池式も良かったのだけれど、充電式は充電式で手軽ですね。

バッテリーが少なくなってきたなと思ったら、お風呂の間やご飯の間に充電しておけば事足りるし。

緊急時も充電時間 1分で 24時間分のバッテリーが充電できる急速充電にも対応しているので安心です。

充電時間、早すぎない?

MX ERGOのバッテリー状態を確認forMac

ちなみに mac ではタスクトレイに置いている Bluetooth アイコンをクリックすれば他の Apple 製品のようにバッテリー状態が確認できました。

ここで確認できると気軽に確認できるのでありがたい。

デスクスペースを広くとれるようになる

MX ERGOとルイログデスク

MX ERGO に限った話ではないけれど、トラックボールといえば指を動かすだけで操作ができる代物。

マウス本体を物理的に動かすことがなくポインティングできるため、その分デスクスペースを確保する必要がありません。

マウスパッドも不要だし、デスク天板も選ばないし、選択肢がぐんと広がります。おしゃれでデスクマットをひいたりはするけどね。

そしてリラックス体制での動画閲覧時などはもっと効果的で、例えば布団やタオルケットなどをかぶった状態で腕をお腹付近に置いていても親指操作のみでOKのため、ずっと体制を変えずに操作できます。

デスクにいるときであればいいけれど、デスクを離れてもどこでも同じように操作できるのは嬉しいポイント。

デスクだけでなくソファーや膝の上など、場所を選ばず使用したい方にはとくにおすすめですね。

Logicool MX ERGOの残念なところ

使うことによるメリットだらけな MX ERGO。

その中でもここはちょっと残念かな、というところをまとめて紹介します。

使い始めは慣れが必要

MX ERGOを斜め前から

MX ERGO に限った話ではないけれど、トラックボールを使うということ自体が最初は操作感に戸惑いが発生すると思う。

使い始めは「操作難しいー!」という声を何度も聞いてきました。

しかし、少し使っているうちに皆すぐ慣れます

私自身も慣れるまでは操作が難しく感じたけれど、割とすぐに慣れて使いやすくなりました。

ネットゲーム(MMO)もトラックボールで遊んでいたほど。

最初は細かい操作がしづらく感じたけれど、割とすぐに慣れました。

掃除は手間がかかる

MX ERGOのボールを取り出す方法

トラックボールは昔のマウスのようにボールを転がすことでポインティング操作するため、どうしても手垢やホコリなどが溜まってしまいます。

ボールを外して掃除をするのだけれど、そのボールを外す工程が MX ERGO は簡単にできませんでした。

M570(t) などであれば指で押し出すだけでボールが外れるのだけれど、MX ERGO は細長い棒やペンの裏などを利用しないとボールを取り外すことができません。

ここはちょっとひと手間かかるなぁと感じたところ。

私はペン立てにささっている鉛筆のお尻についている消しゴム部分で押し出してみました。

ボールが傷つかない、細長いものであれば何でもOKです。

充電ポートがMicroUSB

MX ERGOはMicro-USBで充電

これは発売時期を考えると致し方ない感じはあるのだけれど、充電ポートが Micro-USBなところ。

USB-C ケーブルで統一しちゃっている方だと MX ERGO のために Micro-USB ケーブルも用意しておかないといけなくなるのでここはやはり気になるポイントにあげられるかなと。

かくいう私はまだまだ Micro-USB ケーブルが必要なガジェットをいくつか利用しているため問題なしでした。

SIXPAD や SONY APS-Cミラーレス一眼カメラ α5100(サブカメラ)などはちょっと古いガジェットたちなので Micro-USB での充電です。

「Micro-USB、Lightning、USB-C(低速)、USB-C(急速充電対応)」の4本いつでも使えるようにしているとなにかと便利。

Logi Optionsがたまにバグってスクロールができなくなる

MX ERGOでスクロールがおかしくなったときの解決方法

MX ERGO を使う上でとりあえずインストールするのが「Logi Options」というアプリなのだけれど、「macOS Monterey 12.0.1」という記事執筆時点の mac最新 OS だとたまにスクロールが使えなくなったりしてプロセスの終了(再起動)を行う必要が発生しています。

Logicool 系のプロセスを終了させたらまた正常に利用できるようになったので、スクロールがきかなくなったり、チルトホイール機能がきかなくなったりしたら試してみてください。

Logi Optionのリセット方法
  1. Cmd + Space で「Spotlight検索」
  2. 「Logi Options.app」を打ち込み、アプリを開いておく(開いていない場合)
  3. もう1度 Cmd + Space で「Spotlight検索」
  4. 「アクティビティモニタ.app」を打ち込み、開く
  5. 上部タブで「ディスク」を選択する
    1. QuickLookUIService(com.apple.appkit.xpc.openAndSavePanelService (Logi Options) )
    2. Logi Options Daemon
    3. Logi Options
    4. com.apple.appkit.xpc.openAndSavePanelService (Logi Options)上記4プロセスを、Cmdを押しながらクリック(複数選択)
  6. 「×」をクリックし、選択したプロセスを終了させる
アクティビティモニタ

以上で、logi Options 関連プロセスが終了・再起動されて正常に動くようになります。

アップデートで快適に使えるようになることを切に願う・・!

MX ERGOとルイログデスク
MX ERGOとルイログデスク
MX ERGOとルイログデスク
MX ERGOとルイログデスク

MX ERGOトラックボールのレビューについてまとめ

Logicool MX ERGOをルイログがレビュー

こんな感じで今回は Logicool から発売している高級トラックボール MX ERGO についてレビューしました。

2017年発売のトラックボールだけれど、まだまだ導入し始めても大丈夫なトラックボールです。

ずっと同じく Logicool から発売されていた親指型トラックボール M570 を10年ほど利用し続け、ようやく新機種の上位版へ買い替えたルイログ。

MX ERGO からトラックボールを使い始める方もいるけれど、長年トラックボールを使っている私も・・・

R.U.I
R.U.I

こりゃあ間違いない!

と言えるトラックボールでした。

冒頭でも書いたとおり、カスタマイズできるボタンが増えたこともそうなのだけれど、操作感の向上がとても良くって。

高級トラックボールなだけあるな。と言えます。

利用していてチャタリングが発生したときは

M570を分解してチャタリングを修理する
M570のチャタリングを修理

チャタリング(クリックがきかない、1クリックなのに2クリック判定になるなど)はマウス・トラックボールを使っていればどうしても起きてしまう不具合。

M570 シリーズは割とそれが起きやすかったのだけれど、MX ERGO でも発生したという声をちらほら聞いたので補足として紹介しておきます。

もし MX ERGO でチャタリングが起きてしまった場合、2年保証内なら無償交換に出すか、自分でメンテナンスすれば解決します。

M570(t) でチャタリングを解消する方法を以前紹介しているので、自分でメンテナンスしてみよう!という方は参考にしてみてください。

Logicool(ロジクール)のトラックボールM570のレビュー、チャタリングの修理方法を解説
LogicoolのトラックボールM570はチャタリングが起こる機体ですが、直す方法がきちんとあります。隠しネジの位置も写真つきで紹介!利用時の設定方法も紹介しています。

以上、補足紹介でした。

M570(t) も今や後継機の M575S が発売されています。おすすめはやはり MX ERGO だけれど、予算が足りないけれどトラックボールを試してみたい、という方は M575S を試してみて。

トラックボール、いいよぉ。

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