Airdog X3D レビュー。花粉、ホコリアレルギー持ちも嬉しい高性能な高級空気清浄機！

私のPCデスク環境は寝室に用意しているということもあって、画面にホコリが付きがち。

もともと空気清浄機は導入していますが、ホコリをしっかり除去してくれるほどは吸っていませんでした。

そこで良い空気清浄機といえば病院施設などでも利用されている Airdog が思いつき調査。 価格は10万円を超えてくるものの、背に腹は変えられん！ということで一般家庭用にちょうど良さそうな「Airdog X3D」を購入しました。

そもそもの購入理由は「重めの風邪を引いたとき、生活する空間の空気が重く感じ、このままでは家族に伝染してしまう・・・空気をもっと綺麗にしたい！」という理由からなのだけれど、目に見えるホコリも軽減されてかなり嬉しい性能で。

「空気清浄機は値段分の清浄力を持っている」と以前どこかで聞いたことがあります。

いやはやまさにその通りかもしれないと感じる今日このごろです。

ということで本記事では10万円と高額だけど、強度の花粉アレルギーをはじめ、軽度のホコリ・ハウスダスト・カビなどのアレルギー持ちの私が、綺麗な空気の中で快適に生活できるようになったよ！ということで空気清浄機の Airdog X3D をレビューします。

メリットはとにかく空気を綺麗にしてくれて、フィルターの買い替えがいらないというところ。

逆にデメリットはアロマや超音波加湿器から発せられる霧状の水滴まですべて吸い込んじゃうから併用できないのと、フィルター交換はいらないけど掃除はしてあげないといけない、というところ。あと単純に価格はしっかりするよというところです。

メリットの反面というところがデメリットにあがってきますが、リモコンで簡単に電源OFFにしたりできるので使い方次第かなと、実際使っている中で感じています。

以下では Airdog X3D について、もう少し詳しくレビューしていきます。

Airdog X3D とは

Airdog は米国特許技術を用いた｢TPAフィルター｣搭載の空気清浄機で、X3D は従来機を継承したコンパクトモデルのこと。

高感度な「AQIセンサー」で測定した空気の汚れを LED と本体ディスプレイに色と数値で表示します。

価格は約10万円と高額ですが、その分しっかり空気を清浄してくれます。

高さ 56cm、奥行き 26cm、幅 27cm と比較的コンパクトなので家庭用にぴったりなサイズ感。

におい、ホコリ、微粒子などをしっかり吸引し、30分間で48㎡分のキレイな空気を供給します。

しかも運転音は静かな空気清浄機。

それが Airdog X3D です。

スペック、技術仕様

Airdog X3Dのスペック
清浄空気供給量 ※1	30分間で48㎡分のキレイな空気を供給
エアドッグおすすめスペース	~17畳 （日本電機工業会基準（JEM1467）に基づく） 寝室・子供部屋・会議室
サイズ (cm)	高さ：56cm　奥：26cm　幅：27cm
定格電力	27W
質量	6.4kg
最小除去粒子 ※2	0.0146µｍ
実装センサー	AQIセンサー 光センサー 人感センサー
運転音	22.3～45.5dB
消費電力 (モード別)	Sleep 8.7W / L1 9.9W / L2 11.1W / L3 15.8W / L4 27W

• 密閉された試験空間における結果であり、実使用空間における実証結果ではありません。使用環境、お部屋の条件により効果は異なります

Airdog X3D の外観をレビュー

Airdog X3D の外観はこんな感じ。

高さ 56cm ということで、賃貸マンション住まいの一般家庭に配置しても馴染むサイズ感。

角は丸い円柱型で、下段（3方向）の空気孔から吸って上部（天面・向かって左右）の空気孔から吐き出すような仕組みです。

メインの排気口は天面部。電源やコントロールスイッチなども天面右下に配置されています。

向かって左右の排気口は任意の位置で閉じることも開くこともできる仕様です。

背面の蓋をあけると各種フィルターが配置されており、これらを定期的に掃除することでフィルター交換が不要という仕様なのが Airdog の特徴。

水洗い可能なフィルター、水洗い不可能なフィルターなど、取り外し可能な 4種類のフィルターがあります。

さらにその上には「大気センサー」もあり、こちらも水洗いNGで2か月に1回程度乾いた綿棒でセンサーについたホコリを拭き取るようにします。

Airdog X3D の使用レビュー、使ってみた感想

Airdog X3D を導入してから、以前よりホコリが気にならなくなったり料理後のニオイがこもりにくくなっていたりと体感としても実感できているポイントもあります。

逆に、使い始めてから今まで使っていた加湿器が使えなくなったという点もあり、次乾燥する時期はまた別の加湿器を購入検討しないとなぁ、なんて考えています。

以下では使ってみた感想をもう少し深堀りしていきます。

気になるホコリもしっかり取ってくれる

私はスペースの関係上 PCデスク環境を寝室においているため、夜綺麗にホコリを拭っても次の日になるとどうしてもディスプレイにホコリが張り付いていたりしました。

これが結構気になって、見栄えも悪いし、軽度のホコリアレルギー持ちでもあるので気にして毎日掃除していました。

それが Airdog X3D を導入してからというもの、ホコリの張り付きがかなり軽減されてルイログ歓喜！

もちろんすべてがなくなるわけではなく、少しずつ張り付いていくので定期的な掃除は必要ですが、その頻度がかなり減りました。

目に見えない効果ももちろんあるのだろうけれど、目に見えて効果がわかったのは嬉しいポイントです。

ニオイがこもらなくなった

我が家は LDK + 洋室（寝室）が繋がている形で、キッチンで調理したときにニオイが残ったりする日もあったのだけれど、それもなくなりました。

ニオイがこもらなくなったのも嬉しいポイントです。

現在ペットは飼っていないので検証はできないですが、きっとペットが排便した後のニオイもこもらずより早く快適にしてくれるんだろうなと感じます。

音が静か

空気の汚れ具合によって空気清浄のレベルが変わるのだけれど、普段作動している状態の「L1」はかなり音が静かです。

動作のレベルは L2～L4 まであって、強い空気清浄になれば比例して音もうるさくなっていくけれど、通常モードのL1は寝室に置いていても気にならないレベルの動作音で助かります。

それでいてしっかり吸ってくれるんだから言うことなし。

きれいな空気は天面のメイン排気口と本体左右（上部）にある排気口からでてきます。

本体左右（上部）にある排気口は閉めることもできますが、私はすべてオープンで利用中。

ちなみに本体正面下部で光っている LED は人感知・光感知でついたり消えたりします。

光感知で寝る時は光らなくなって、トイレで起きた時など横を通ると軽く光るのでありがたい。

超音波加湿器（+ アロマ加湿器）が使えなくなった

今までずっと SwitchBot のアロマ対応な超音波加湿器 を利用していたのだけれど、これが併用できなくなり実質使えなくなりました。

アロマの香りも吸われるし、何より超音波式加湿器を併用すると Airdog の給気口やフィルター類が真っ白になっちゃいます。

超音波加湿器やアロマ加湿器・アロマ噴霧器を使いたい場合は電源OFFにしています。

説明書には「超音波加湿器、次亜塩素酸水やアロマ噴霧器などの近くで使用しないでください。」とあるので、とても広い部屋で距離を離せば使えるのかもしれないけれど、8畳+6畳くらいの広さだと全面しっかり吸ってくれるため併用不可と判断しました。

ファブリーズは電源を切ってからする

我が家（賃貸マンション）は LDK と寝室にしている洋室の仕切りが引き戸だけで、基本オープンにしています。 Airdog X3Dはその間くらいに配置しており、主な生活空間の空気を綺麗にしてもらう形で利用中。

朝起きたら必ずベッドはファブリーズをするのだけれど、その際も電源を切ってからしないと Airdog が噴射した液体を吸い取っちゃうので、電源を切ってからするようにしています。

毎度電源を切るのはちょっとばかし面倒ではありますが、その動作に慣れたらこっちのもの。 ファブリーズの容器を手に取るのと同じ感覚でリモコンを持って電源をOFFに。

電源ONにするのはしばらく経ってからにしているのでそこは忘れないようにしていますが、リモコンで簡単に電源ON/OFFができるのでそこまで支障なく運用できています。

朝のルーティーンがあればSwitchBotやsmaliaスマートリモコンで一括操作しちゃうのもアリですね。

例えば

みたいなオートメーションもできますね。

Airdog X3D レビューのまとめ

こんな感じで今回は体調を崩したときに部屋の淀んだ空気をどうにかしたい！ということで購入した Airdog X3D をレビューしました。

家庭用のコンパクトなサイズでデザインも良く、ホコリもかなり吸ってくれる優秀な空気清浄機です。

多数のアレルギー持ちの私は「本当に買ってよかった」と思える空気清浄機で、掃除はちょっと面倒だけれど、目に見えるホコリも軽減され日々の生活が快適になりました。

性能の良い空気清浄機をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

見た目もかわいいしおすすめです！